7月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院の休診日のお知らせページです。

 今月はカレンダー通りの通常診療となります。

7月のお知らせ

例年に比べ、外気温が1か月早めに上昇しています。体調を崩さない生活を過ごしていただけるとお口の健康を保つ事につながります。
体調低下でまず、お口の中に現れるのは、歯ぐきの炎症です。歯周病の心配のない人でも歯ぐきの出血や軽い腫れが現れやすくなります。怖いのは前触れなく、歯ぐきに濃が溜まりポッコリと腫れてしまう急性症状です。
原因は違いますが重度の歯周病状態となり、歯の寿命は少なくなってしまいます。お口の健康を守るためにもまず、体調管理をしっかり行ってください。特に寝不足と疲労の蓄積は厳禁です。

虫歯予防DAY


こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

6月4むし歯予防の日

そしてこの日から1週間は「歯と口の健康週間」です。

日本人は毎日歯を磨いている人がとても多い国ですが、習慣として漫然と磨いていることが多く、磨いている割にはむし歯ができてしまう、という問題があります。

そこで今回はクイズ形式むし歯予防についての知識を深めてみましょう!

Q1. 一番むし歯になりやすい歯は?

A.前歯   B.犬歯   C.臼歯

Q2. むし歯になりやすい場所は?

A.歯の凸凹  B.歯と歯の境目  C.歯と歯肉の境目

Q3. 歯ブラシだけで落ちる歯垢は全体の…?

A.60% B.70% C.80%

Q4. 歯磨きのあとのうがいは

A.たくさんの水でしっかり何度もした方が良い

B.少量の水で1~2回で良い

Q5. 歯科に来るのは

A.お口のトラブルが出てからで十分!

B.定期的に検診を受け、メインテナンスを受けたほうが良い

答え

Q1. 一番むし歯になりやすい歯は?

C. 臼歯
親知らずもとてもむし歯になりやすいので、少しでも顔を出している場合はしっかり磨いてあげましょう!


Q2. むし歯になりやすい場所は?

A. 歯の凸凹  B.歯と歯の境目  C.歯と歯肉の境目
全部正解です!
優しい力で小刻みに歯ブラシを動かして、意識的にしっかり磨いてくださいね。歯並びが悪い場所、詰め物・かぶせ物の周囲も注意が必要です。


Q3. 歯ブラシだけで落ちる歯垢は全体の…

A.60%
歯ブラシだけでは歯垢除去能力に限界があります。歯ブラシが届かない・入れない場所はデンタルフロスや歯間ブラシ等を用いると80~90%ほどにアップします!


Q4.歯磨きのあとのうがいは

B.少量の水で1~2回で良い
Aのようにしっかりうがいをしたくなるところですが、歯磨き剤に含まれるフッ素がお口の中から流れ出てしまいます。フッ素をお口の中に留め、定着させることがポイントです。


Q5.歯科に来るのは

B.定期的に検診を受け、メインテナンスを受けたほうが良い
これはトラブルが出る前に予防した方が良いに決まっていますね!
最近は定期検診・定期メインテナンスにいらっしゃる方が増えていますが、痛みなどの症状が出てからの方がまだまだ多いのが現状。
症状がないとつい後回しにしてしまいますが、歯科に来る日数や費用、お口や身体の健康を人生の中のトータルで考えると定期検診・定期メインテナンスを受けた方が断然お得です!

いかがでしたか?

ちょっとした知識ですが、頭の片隅に置いておいてくださいね。毎日の積み重ねで大きな違いになりますよ!

 

6月の医院からのお知らせ

 今月はカレンダー通りの通常診療となります。

札幌では、予想外にコロナ環境が良い方向に向かっています。まだまだ、油断せずに感染対策を続けていきます。気を付けて来院ください。

6月のお知らせ

6月18日(土) : 業者さんによる清掃が入ります。落ち着いてきたとは言え、コロナ対策はまだまだ必要です。

6月22日(水) : 幼稚園の検診予定です。ちびっ子たちと半日、格闘してまいります。

6月28日(火) : 空調点検がはいります。こちらの点検もコロナ対策も兼ねています。

「さしすせそ」ちゃんと言えますか?

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

やっとさ、暖かくなり気持ちの良い季節ですね。
今年は飛び石の大型連休ですが、久しぶりに遠出を…と計画されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、自然現象は意地悪く、札幌は気温が低く、天気も今一つのようです。

まだマスクをつけていることが多い日常ですが、会話をしていて「滑舌が悪くなった」と感じることはないですか?

年齢を重ねると、「しゃべりにくい」「滑舌が悪くなった」と感じることがあります。

原因としては、老化により口腔内が乾燥して舌の動きが悪くなること、お口周りや舌の筋力の低下などが挙げられます。

たとえば、大きく口を開けて大きな声で話した時に「さしすせそ」が「しゃしぃしゅしぇしょ」になっていたりしていませんか?それは口の衰えのサインかもしれません。

こうしたお口の衰えを「オーラルフレイル」といいますが、例として挙げた滑舌以外にも以下のような現象が現れます。

・食事の時にお口から食べ物がこぼれる
・硬いものが噛めなくなった
・うまく飲み込めない、むせる
・口腔内が乾燥している
・口臭がきつくなる   等

ひとつひとつは小さなトラブルでも、それが積み重なると栄養不足、体力、筋力の低下を招き、さらには体全体の状態や気持ちの低下につながっていきます。

ある調査で65歳以上の5割以上にオーラルフレイルの危険性があり、また、それより下の年代でも歯やお口周りのケア方法に改善の余地があり、オーラルフレイル予防の必要があるという結果がでました。

オーラルフレイルは食事の仕方、お口の体操、日々の過ごし方などで対策することができます。
少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね。

5月の医院からのお知らせ

5月の診療スケジュール

5月のゴールデンウィークの休診は

  3日(火)~5日(木)

を予定通りにいただきます。

その後はカレンダー通りの通常診療となります。

5月のお知らせ

世の中、悲しい出来事ばかり、報道が増えて気が滅入るばかりです。

ロシアのウクライナ侵攻、上海のコロナ隔離の悲惨さ、制限はなくなったものの、コロナ下での無意味な旅行先での観光遊覧船の沈没。

何年か前のキャンプ場の女児の失踪からの骨や遺留品の発見。

このようなご時世ですから、ご自分や大切な人の命は自分たちで守るよう意識したいものです。

侵略の早期解決、コロナの下火化、遊覧船の行方不明者の早期発見、DNA鑑定での女児の骨でなく、無事生還ができると良いのですが!

自分では解決のために何もできない事がなによりももどかしいし、悲しいです。

季節の変わり目です

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

春、新生活が始まる季節がやってきました。季節の変わり目は歯肉が腫れて受診する方が増える傾向にあります。

『そういえば最近親知らず近くの歯肉がぷっくり腫れてるんだよなぁ…なんていう方、いらっしゃいませんか?

季節の変わり目は気温気圧の変化が激しく、身体がついていけず自律神経が乱れ、免疫機能が低下します。

春は入学や就職など、慣れない生活が始まる方も多く、疲れストレスがたまりやすいため、さらにその傾向が強くなります。

歯肉には毛細血管がたくさん通っているので体調の影響を受けやすいのですね。

痛みがあるとどうしてもその部位を避けて歯磨をしがちですが、それはその部分にプラーク(汚れや細菌のかたまり)を残してしまうということです。

無理のない範囲でやわらかめの歯ブラシで優しくブラッシングしてあげてください。

 

お口の中になるべくプラークを残さないということは歯肉の腫れに対してだけではなく、むし歯歯周病の予防にとってもとても大切なことです。

ていねいに歯磨きをして、ゆっくり休んで疲れを取るだけで症状が治まることも多いですが、腫れ痛みが続く場合は、迷わず歯科を受診してくださいね!

4月の医院からのお知らせ

 

4月の診療スケジュール

月はカレンダー通りの通常診療になります。

ゴールデンウィーク期間は決定ではありませんが、カレンダー通りの診療と休日は、職員一同、家で大人しく過ごすように指示しています。

予想ではゴールデンウィーク前くらいに蔓延防止措置を取らなければならないレベルの感染再拡大状態の可能性を感じています。

4月のお知らせ

最近、乳酸菌に興味が沸いて色々とお勉強中でした。治療の応用で活用するため、生きた乳酸菌でないと効果は出せないと色々と思案しております。

日本のメーカーの製品はほとんどが過熱滅菌した死んだ乳酸菌を使用しています。怒られてしまうので、詳しくは書けませんが、口腔内治療では活用できないかなという感じです。

生きた乳酸菌を使用して良い口腔内治療に応用できれば良いかなと思っております。元々、乳酸菌自体は健康によい細菌なので、結果が付いてきてくれると楽しくなりそうです。

乳酸菌で免疫低下の改善や花粉症の予防効果の可能性も一考の価値がありそうです。

ご期待ください。

歯周病予防のカナメ『スケーリング』の豆知識

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

この冬の大雪は近年にない、最悪の状態となりました。除雪も追いつかず、生活環境はズタズタにされてしまいました。

春の暖かさはいつ、やってくるのかと思わされるくらいですが、溶けない雪はないですから!

歯についた歯石を取ることを歯科用語で「スケーリング」と呼び、スケーラーという専用の道具を使って歯石を取ります。

スケーラーにも種類があり、ハンドスケーラーは鋭利なフック状の先端を使って手で1本ずつ丁寧に歯石を削り取って行きます。超音波スケーラーは水を歯に当て、超音波の振動で歯石を砕いて取り除いていきます。

 当医院では、レーザー装置を使用して無麻酔でも殺菌しながら、清掃を行う事も可能としています。

歯周病がある程度進んで歯の根っこと歯肉が剥がれて歯周ポケットができ、その中に付いてしまった歯石を取り除くことをスケーリング&ルートプレーニング(SRPと言います。

スケーリングを行い、歯垢などの細菌が浸透して汚れてしまった歯の根っこのセメント質を除去してツルツルに磨いて細菌が付着しにくい環境を作り、歯周ポケットになっている歯の根っこと歯肉がまた付着するよう促します。

 

SRP歯周病が進行して歯肉が炎症を起こしているところに行うので、どうしても出血しやすいですがそのあとは歯肉が引き締まって前より状態が良くなりますので安心してくださいね

また、スケーリング後は歯石が除去されて刺激に敏感になるため、知覚過敏のようになることがあります。これも一時的なものですので、収まるまでは優しく歯磨きをしたり、冷たいものを避けたりするようにしてください。

 

歯石は一度とってもいずれまたついてしまうものです。
重度の歯周病にまで進行すると歯肉を切開する手術を行う歯石除去が必要になることもあります
そうならないように定期的に歯科でスケーリングなどの治療を受け、歯周病の進行を押さえましょう。

3月の医院からのお知らせ

3月の診療スケジュール

 3月はカレンダー通りの通常診療になります。

札幌市内の除雪状態は最悪に近いので、連絡いただけば時間調整をして受診いただけるようにいたしますので、くれぐれも無理をしないよう安全にお越しください。

3月のお知らせ

コロナ感染は高止まり状況でまだまだ、先が見えません。大雪の影響で通院も大変な状況がおこっています。
そんな中、コロナ感染が起こって2年超、定期的に通院されていた方がコロナを怖がり、久しぶりに通院してくださったのですが、比較的安定した口腔内状態を保っていたはずが、「これは少しマズイぞ!」と思えるくらい口腔内状態の低下が見受けられました。

「しっかりと管理できていた人でも、油断すると状況は悪くなるのか」と改めて思い知らされる経験をしました。感染も怖いですが、口腔内状態の低下も怖いものです。定期的に予防治療を受けていただきたいと強く思います /p>

歯を失うことと噛む力

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

みなさんはリンゴを手でつぶすことはできますか?アニメ、空手バカ一代や全盛期の極真空手の大山倍達館長の話を知っておられる方は、想像できるかと思います。

おそらく大半の方は無理だと思いますが、歯が健康であれば丸かじりはできますよね。

リンゴを手でつぶすときの力はおよそ70~80kg必要だそうです。成人男性の平均的な握力は40~50kgほどなので、人間にとってはかなり大きな力が必要だということがわかりますね。

握りつぶすのとは単純に比較はできませんが、人間はリンゴをガブリと丸かじりできるほどしっかり噛む力を持っているのです。

人間が思い切り噛んだ時の力は体重に比例していると言われます。体重40kgなら40kg。60kgなら60kgほどということですね。

噛む力は年齢や日頃の軟らかいものばかり食べているといった食生活だけではなく、口腔内の状態によっても大きく変化します。

むし歯歯周病などで歯を失った場合、例えば奥歯を失った場合はそれがたとえ1本だけだとしても2~4割ほど低下すると言われています。

4割噛む力が低下したら…食べられるものも減り、健康な生活に影響が出ることは想像に難くないですね。前歯を1本失ってしまっただけでもリンゴを丸かじりできなくなるかもしれません。

万が一歯を失ってしまった場合、食べることに関してだけではなく、体全体の健康状態や認知症、生活習慣病等、さまざまなことへの影響が懸念されます。

決してそのままにせず、必ず歯科で適切な処置を受けてください。

たとえば入れ歯を入れたとしても、もともとのご自身の歯の噛む力には遠く及びません。

日頃から歯磨きをしっかりと行い、定期的に歯科検診でお口の健康状態のチェックを受け、むし歯歯周病早期治療を心がけましょう。