2020年 10月 の投稿一覧

11月の医院からのお知らせ

休診日のお知らせ

今月はカレンダー通りの通常診療となっております。

本来ですと学会参加でお休みをもらう予定もあったですが、コロナ環境のこのご時勢ですべて中止となっております。GO TO トラベルの割引もあったので残念です。

医院からのお知らせ

札幌のコロナ環境は悪い方向に進んでいるようになってきました。予約受付は「3密」を避けるため、時間の余裕を取って待合室で患者さん同士が重ならない調整をさせていただいております

希望時間から、外れてしまう人もあるかとおもいますが、お互いに良識ある行動をとっていきたいと思いますので、何とぞ、ご了承くださるようお願いいたします。

マスクの中のお口は…?

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

秋も深まり、本格的に冬の到来を感じるようになりました。
そろそろ風邪やインフルエンザも気になってくる季節。
今年はコロナ禍ということもあり、例年以上に感染症予防に取り組みたいところです。

基本の手洗い・うがいの励行、インフルエンザワクチンの接種(院長は注射嫌いで摂取不可です)など、できることはたくさんありますね。

唐突ですが、マスクをつけてこのブログを読んでいる方に質問です。
今、マスクの中のお口は閉じていますか?

マスクを着用していると、本人も気づかぬ内にお口での呼吸(口呼吸)が増加する傾向にありますが、
人間は本来、呼吸は鼻で行い、口は食物を取り入れるようになっています。

鼻は鼻毛や鼻腔粘膜を通る過程でホコリや花粉、ウイルスや細菌などの大部分をブロックしてくれるようになっています。フィルターやマスクのような役目をしてくれているのですね。

また、冬の乾いた空気を吸いこんでも、鼻の中を通って肺に到達する頃には加湿された暖かい空気に変わっています。

しかし、元々食べ物を取り入れるための器官である口やのどにはそのような役割をしてくれる機能が備わっていません。
ゆえに、鼻呼吸ではブロックされるウイルスや細菌などが素通りで体内に侵入でき、冷たい乾いた空気が直接肺に取り込まれてしまいます

感染症対策として鼻呼吸の方が良いことは言うまでもありませんね。

他にも、鼻呼吸で受けることができる恩恵は例えばこんなものがあります。

・脳への酸素流入量が増加し、脳が活性化される
・お口の中が乾かないので、殺菌作用のある唾液量が減らず、歯周病やむし歯、口臭の予防となる
・基礎代謝がアップする

無意識のうちに口呼吸になっていることが多いので、「口を閉じている」ことを意識するように心がけましょう

睡眠中の対策には肌に優しい医療用のテープを貼って口が開くのを防止するのも一つの方法ですよ。