2021年の幕開け

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

恐らく今後の歴史に残るであろう2020年が終了致しました。
2019年の今頃、一年後の世界がこんな混沌とした状態になっているなんて、誰も想像していなかったですよね。

つらいこと、悲しいことが多かった昨年ですが、コロナ禍だったからこそ起きた良かったこともありました。

外出自粛の中、家族で過ごす時間が増えたこと。外出自粛解除後も引き続き在宅ワークとなり、以前よりもお子様との時間や趣味の時間を取れるようになった方も多いと思います。

家での食事が増え、健康的な食生活になったという話も聞きます。満員電車や渋滞が減ったり、地球規模で大気汚染が改善された、なんていうこともあったそうですね。図らずも、今までの生活を見つめ直す機会となったとも言えます。

昨年はいつもにも増してあっという間に過ぎ去って行った一年でした。本格的な冬を迎え、コロナも第3波が押し寄せているところです。クリスマス・忘年会などの自粛、新年会、年明けのあいさつ回りも自重してもう少し我慢が必要ですね!

今一度気持ちを引き締めて、みんな元気に新しい年を始めましょう。生活リズムが狂いがちな年末年始ですが、しっかり歯磨きしてくださいね!今年はみなさんが良い一年に感じられることを強く希望しています。

2021年1月の医院からのお知らせ

年末、年始の休診予定

12月29日(火)~1月5日(火) 

 年末年始のお休みをいただいております。仕事柄、コロナ感染の危険性もあり、職員もゆっくり休養してもらっています。(と院長は期待しているのですが)

1月6日(水)より通常診療開始

 コロナ環境で定期のお手入れを延期されている方も多々、いらっしゃるのでそろそろ来院も良いかと思います。可能な限り、万全の衛生環境でお待ちしております。

医院からのお知らせ

昨年1年はコロナ感染防止の1年でした。悪運が強いのか?日頃の衛生管理の賜物なのか、私をはじめ、職員一同、皆元気に仕事に当たる事ができました。近隣の学校、出入りの業者さん等、感染された方も見受けられ、患者さんの中にも濃厚接触者の疑いで自宅待機の処置を受けた方も見受けられました。

 現在の札幌の感染状況では、どこにいても感染の可能性は否定できません。残念ながら、行政に感染防御の処置の処置能力はほぼ「ゼロ」に等しいと思っております。

わたしを含め、他の医療機関の先生方も感染症は専門ではありませんが、日常生活を送るうえでの感染防止策のアドバイスはできるかと思います。通常の受診時に疑問に思う事など聞いてみるのはいかがでしょうか?当病院では、笑い話を交えながら、過度の緊張感を持つことなく、日常生活を送れるよう、お話させていただいております。

12月の医院からのお知らせ

年末、年始の休診予定

12月29日(火)~1月5日(火)

例年通り、この期間に休診させていただきます。なお、コロナ拡大の影響で、行政より休診期間の延長要請等がありましたら、変更の可能性もあります。

医院からのお知らせ

12月26日(土)

業者さんの入る清掃が予定されています。診療時間の延長はできません。コロナ環境で抗菌対応の清掃となります。

12月28日(月)

年内最終診療は10:00~13:00となります午後から、院内の大掃除となるため、人は居りますが、診療はできない状態となっております。
例年、この時間に飛び込みの方が来院されること、多々、ありますが、診療体制をとっていませんので、あしからず。

いつまでも好物を!

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

11月は「○○の日」が多い月で知られていますが、11月29日はなんの日かご存知ですか?
…答えは「いい肉の日」。いささか簡単過ぎたでしょうか?

人間の歯の数は親知らずを含めないと28本が標準的な数です。
焼き肉が好きな方も多いと思いますが、美味しい焼き肉も歯がないと食べることができませんね。

例えば、このような焼肉定食。

焼き肉や繊維のある生野菜、漬物などは20本以上の歯がないときちんと噛んで食べることができないと言われています。

ということは、9本以上歯を失うとこのおいしそうな定食の右側半分は食べられなくなってしまうということですね。

また、「食事がとてもおいしい」と感じている人は平均20本の歯が残っていたのに対し、「おいしくない」と感じている人は平均11本しか残っていない、という調査結果もあります。

2016年の厚生労働省の調査では65~74歳までは残存歯平均20本を保っていますが、後期高齢者となる75歳以上になると約16本まで減ってしまっています。また、後期高齢者の約3割の人が総入れ歯を使用しています。

できることならいつまでも自分の歯でおいしく好きなものを食べられる生活がしたいですね。

年を重ねてからもより多く自分の歯を残すためには、若い頃からお手入れをしっかり行っていくことが非常に大切。

歯を失う原因は4割が歯周病、3割がむし歯です。歯を失う原因の実に7割は歯科で定期検診を受けることで早期発見・治療が可能なのです。

「年をとったら入れ歯になるのが当たり前」でしょうか…?いつまでも好物が食べられる生活を目標に今からしっかりケアをしていきましょう!

11月の医院からのお知らせ

休診日のお知らせ

今月はカレンダー通りの通常診療となっております。

本来ですと学会参加でお休みをもらう予定もあったですが、コロナ環境のこのご時勢ですべて中止となっております。GO TO トラベルの割引もあったので残念です。

医院からのお知らせ

札幌のコロナ環境は悪い方向に進んでいるようになってきました。予約受付は「3密」を避けるため、時間の余裕を取って待合室で患者さん同士が重ならない調整をさせていただいております

希望時間から、外れてしまう人もあるかとおもいますが、お互いに良識ある行動をとっていきたいと思いますので、何とぞ、ご了承くださるようお願いいたします。

マスクの中のお口は…?

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

秋も深まり、本格的に冬の到来を感じるようになりました。
そろそろ風邪やインフルエンザも気になってくる季節。
今年はコロナ禍ということもあり、例年以上に感染症予防に取り組みたいところです。

基本の手洗い・うがいの励行、インフルエンザワクチンの接種(院長は注射嫌いで摂取不可です)など、できることはたくさんありますね。

唐突ですが、マスクをつけてこのブログを読んでいる方に質問です。
今、マスクの中のお口は閉じていますか?

マスクを着用していると、本人も気づかぬ内にお口での呼吸(口呼吸)が増加する傾向にありますが、
人間は本来、呼吸は鼻で行い、口は食物を取り入れるようになっています。

鼻は鼻毛や鼻腔粘膜を通る過程でホコリや花粉、ウイルスや細菌などの大部分をブロックしてくれるようになっています。フィルターやマスクのような役目をしてくれているのですね。

また、冬の乾いた空気を吸いこんでも、鼻の中を通って肺に到達する頃には加湿された暖かい空気に変わっています。

しかし、元々食べ物を取り入れるための器官である口やのどにはそのような役割をしてくれる機能が備わっていません。
ゆえに、鼻呼吸ではブロックされるウイルスや細菌などが素通りで体内に侵入でき、冷たい乾いた空気が直接肺に取り込まれてしまいます

感染症対策として鼻呼吸の方が良いことは言うまでもありませんね。

他にも、鼻呼吸で受けることができる恩恵は例えばこんなものがあります。

・脳への酸素流入量が増加し、脳が活性化される
・お口の中が乾かないので、殺菌作用のある唾液量が減らず、歯周病やむし歯、口臭の予防となる
・基礎代謝がアップする

無意識のうちに口呼吸になっていることが多いので、「口を閉じている」ことを意識するように心がけましょう

睡眠中の対策には肌に優しい医療用のテープを貼って口が開くのを防止するのも一つの方法ですよ。

10月の医院からのお知らせ

休診日のお知らせ

10月10日(土) ; 休診にさせていただきます。

院長に所用があり、開催しないオリンピックの影響で10月の祝日もなくなってしまいましたので休診にさせていただきます。
 コロナ環境下で頑張ってきた職員にリフレッシュしてもらうのが目的です。

後ろのほうから、「1日しか、休みがないの?」という声が聞こえています。
 院長「キャー」

医院からのお知らせ

受付、カルテ用のコンピューターの入れ替えを行いました。機械ものは新しくなる毎に性能があがりますね!

検査処理、受付等多少なりとも時間短縮が可能になります。幸い、当病院職員、患者さん、関係業者さん全員にコロナ感染の問題は起こっていませんが、「少しでも安全、安心が得られれば、良いことなのかな?」と悪魔のような心を持つ院長が聖人のような気持ちになっています。コロナの影響力とは、怖いものですね!

定期健診を受けていますか?

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

だんだんと涼しい日が増え、過ごしやすい気候になってきました。
まだまだマスクが手放せないご時世ですが、外でつけていてもだいぶラクになってきましたね。

さて、みなさんは歯科にはどのような時に行きますか?

「歯が痛い時」
「歯肉が腫れた・出血した」
「つめものやかぶせものが取れてしまった」

など、何か困ったことが起きてから行く場所だと思っていませんか?

日本歯科医師会が公表している全国の15~79歳の男女1万人を対象に行ったインターネット調査歯科医療に関する生活者調査の結果によると、歯科治療経験者の63%はかかりつけ歯科医がいると答えながらも、定期的に歯科受診をしている人はわずか31%でした。

「これまでの人生を振り返ってもっと早く健診や治療をうけておけば良かったと思っている」のは75.7%という結果も出ています。

また、日本・アメリカ・スウェーデン 3カ国のオーラルケア意識調査Vol.1によると、歯の健診目的での 直近1年間の受診回数について、次のような結果が出ています。

・直近1年間の受診回数について「1回~2回」という回答
日本30.4%、アメリカ55.4%、スウェーデン65.5%

・「受けていない」という回答
それぞれ57.5%、35.1%、32.4%

アメリカやスウェーデンでは多くの人が痛くなる前、何か不都合が起きる前に歯科に行くことがわかりますが、それに比べ日本ではその「予防」の意識が低いといえます

もちろん日本でもここ数年で予防に対する意識は向上していると言われています。

まだお口の中が健康な頃から定期健診を受けておくのとそうでないのは、歳を重ねてからの残存歯数や歯肉の健康に大きな差がでます。それはまた、健康寿命や、おいしく食事をとる、会話を楽しむ…という「毎日をどのように過ごすことができるか」ということにも大きく影響するのです。

日々忙しく過ごしていらっしゃるとは思いますが、「未来の自分へのプレゼント」のためにぜひ時間をとって定期健診を受けてくださいね

9月の医院からのお知らせ

休診日のお知らせ

カレンダー通りの通常診療となります。

 3連休(人によっては4連休)がありますので、何をして遊ぼうか少し楽しみがありますね!コロナ環境がありますが、まずは台風が来ない事を願っています。

医院からのお知らせ

9月23日(水)に、受付、カルテ用のコンピューターとソフトの入れ替えを午前中に行います。
起動時間が早くなりますので会計処理の時間短縮ができてコロナ環境下での受付での接触防止に働くかと思われます。最初の内は多少、もたつく可能性がありますが、お許しください。

夏の自由研究

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

札幌でも暑い日が続いておりましたが、いかがお過ごしだったでしょうか

昔は「朝の涼しいうちに夏休みの宿題を済ませましょう」と言われたものですが、朝から一日中暑い今、子供たちは先生になんと言われているのでしょうか?

朝、晩は大分、涼しくなり、寝苦しさはなくなりましたが、うまく体調管理をしていきましょう。

さて、短い夏休みとなった今年は夏の宿題の定番「自由研究」もなくなった、という話も聞きます。そこで今回は子供たちの代わりに少し自由研究っぽい話題を。

私たちが毎日せっせと手入れをし、大切にしている「歯」。
その歯を縄文時代の人々はどのように扱っていたのでしょうか?ちょっと調べてみました。

縄文時代の人々は、歯並びは良かったものの、色々な作業をする際に歯を道具としても使っていたのでかみ合わせ部分の摩耗が激しかったようです。それならば歯が鍛えられてむし歯なんてなさそうですが、イモや栗などの糖質を含む食事を行っていたこともあり、以外とむし歯発生率は高かったようです

また、人生の節目節目に儀式的な意味合いで健康な歯をわざわざ抜いてしまったり、前歯をフォークのようにギザギザに削ったりしていました(叉状研歯さじょうけんし)。

古代の道具で麻酔もなく抜いたり削ったりするのですから、かなり痛みを伴ったことでしょうね。

ちなみに日本の縄文時代と同じ頃の文明であるバビロン第一王朝(現在のイラク。「目には目を」で知られるハンムラビ法典を発布した)では歯と歯の隙間に入りこんだものを小枝などで取り除いたり、麻の繊維を指に巻いて歯の清掃を行ったりしていました

縄文人よりもずいぶん歯を大切にしていたようですが、それでもやはりむし歯には悩まされていました。
人類にとってむし歯とは、古代~現代、そしてこれからも続く、永遠のテーマなのですね