院長

「受診控え」によるリスク

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

立春も過ぎ、お花屋さんに並ぶ花は冬の花から春の花に徐々に変わって参りました。
まだまだ寒い日は続きますが、着実に近づきつつある春にわくわくしてきます。

昨年から引き続き外出自粛が続いていますが、最近よくニュースなどで取り上げられるようになったのは受診控え」による症状の悪化や発見の遅れです。

歯科も例外でありません。定期検診を受けていれば早期発見・治療できたはずのむし歯などが、受診を控えているうちに進行してしまうケースが増えています

お口の健康は全身の健康と関係しており、口腔内の細菌がお年寄りの大敵である肺炎を引き起こしたり、心疾患や脳疾患、糖尿病との関連性があることがわかっています。

口腔内の細菌は体内に取り込まれやすいため、毎日の歯磨きはもとより、歯垢・歯石の除去、舌の清掃も大切になります。

ちなみに…口腔内の細菌の数はこんなにたくさんあります!

歯がある人には300~400種類の細菌が存在し、
  • よく磨く人の口腔内細菌数      1000~2000億個
  • あまり磨かない人の口腔内細菌数   4000~6000億個
  • ほとんど磨かない人の口腔内細菌数  1兆個

歯に歯垢や歯石がついていませんか?少ししかついていないように見えても、実はこの中にも細菌はウヨウヨしています。

歯石の除去や歯周ポケットの中の清掃は歯科でないとできません。

お口の中をメンテナンスすることは、むし歯や歯周病のケアだけでなく、全身の健康、コロナウイルスをはじめとした感染症の対策にもなります。(舌の清掃は歯ブラシでゴシゴシこするのはNGです。正しい方法については担当スタッフにお尋ねくださいね。)

定期検診は「必要な受診です。「今はこんなご時世だから…」とむやみに控えるのはやめましょう。

スタッフ一同感染症対策をしっかり行い、お待ちしております。

いつまでも好物を!

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

11月は「○○の日」が多い月で知られていますが、11月29日はなんの日かご存知ですか?
…答えは「いい肉の日」。いささか簡単過ぎたでしょうか?

人間の歯の数は親知らずを含めないと28本が標準的な数です。
焼き肉が好きな方も多いと思いますが、美味しい焼き肉も歯がないと食べることができませんね。

例えば、このような焼肉定食。

焼き肉や繊維のある生野菜、漬物などは20本以上の歯がないときちんと噛んで食べることができないと言われています。

ということは、9本以上歯を失うとこのおいしそうな定食の右側半分は食べられなくなってしまうということですね。

また、「食事がとてもおいしい」と感じている人は平均20本の歯が残っていたのに対し、「おいしくない」と感じている人は平均11本しか残っていない、という調査結果もあります。

2016年の厚生労働省の調査では65~74歳までは残存歯平均20本を保っていますが、後期高齢者となる75歳以上になると約16本まで減ってしまっています。また、後期高齢者の約3割の人が総入れ歯を使用しています。

できることならいつまでも自分の歯でおいしく好きなものを食べられる生活がしたいですね。

年を重ねてからもより多く自分の歯を残すためには、若い頃からお手入れをしっかり行っていくことが非常に大切。

歯を失う原因は4割が歯周病、3割がむし歯です。歯を失う原因の実に7割は歯科で定期検診を受けることで早期発見・治療が可能なのです。

「年をとったら入れ歯になるのが当たり前」でしょうか…?いつまでも好物が食べられる生活を目標に今からしっかりケアをしていきましょう!

マスクの中のお口は…?

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

秋も深まり、本格的に冬の到来を感じるようになりました。
そろそろ風邪やインフルエンザも気になってくる季節。
今年はコロナ禍ということもあり、例年以上に感染症予防に取り組みたいところです。

基本の手洗い・うがいの励行、インフルエンザワクチンの接種(院長は注射嫌いで摂取不可です)など、できることはたくさんありますね。

唐突ですが、マスクをつけてこのブログを読んでいる方に質問です。
今、マスクの中のお口は閉じていますか?

マスクを着用していると、本人も気づかぬ内にお口での呼吸(口呼吸)が増加する傾向にありますが、
人間は本来、呼吸は鼻で行い、口は食物を取り入れるようになっています。

鼻は鼻毛や鼻腔粘膜を通る過程でホコリや花粉、ウイルスや細菌などの大部分をブロックしてくれるようになっています。フィルターやマスクのような役目をしてくれているのですね。

また、冬の乾いた空気を吸いこんでも、鼻の中を通って肺に到達する頃には加湿された暖かい空気に変わっています。

しかし、元々食べ物を取り入れるための器官である口やのどにはそのような役割をしてくれる機能が備わっていません。
ゆえに、鼻呼吸ではブロックされるウイルスや細菌などが素通りで体内に侵入でき、冷たい乾いた空気が直接肺に取り込まれてしまいます

感染症対策として鼻呼吸の方が良いことは言うまでもありませんね。

他にも、鼻呼吸で受けることができる恩恵は例えばこんなものがあります。

・脳への酸素流入量が増加し、脳が活性化される
・お口の中が乾かないので、殺菌作用のある唾液量が減らず、歯周病やむし歯、口臭の予防となる
・基礎代謝がアップする

無意識のうちに口呼吸になっていることが多いので、「口を閉じている」ことを意識するように心がけましょう

睡眠中の対策には肌に優しい医療用のテープを貼って口が開くのを防止するのも一つの方法ですよ。

7月の医院からのお知らせ

7月17日(金)休診とさせていただきます。

親族の入院、手術の立ち会いが入りまして臨時休診とさせていただく事となりました。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

オリンピックは延期になりましたが(コロナウイルスの今の状態だと来年もないかな)、スポーツの日はそのままなのですね!
暑い時期なので、夏休みの減ったお子さんたちには良いことですね。

医院からのお知らせ

コロナの影響で勉強会、学会、会議等、密になる集まりはすべて中止または延期です。

6月までは、予防治療も控えてもらっていた方も多かったのですが、市中感染は下火になってきています。

そろそろ定期の予防治療は再会したほうが良いかと思われます。できる限りの予防策をとっておりますので、職員一同、ご来院をおまちしております。

どんなケアをしていますか?

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

新型コロナウイルスによる移動自粛も解除され、街にようやく活気が戻ってきました。再自粛はぜひとも避けたいものです。

また、朝夕には子供たちの登下校の姿を見かけるようになり、数か月前までは当たり前だったはずの風景にとてもうれしくなります。

当院でもこれからもしっかり消毒や換気等を行いながら、診療にあたっていきたいと思います。

 

みなさんは歯ブラシの他に何かデンタルケアグッズを使っていますか?

歯ブラシのみを使用した場合のプラーク(歯垢)の除去率は6割程度です。歯ブラシだけではどうしても歯と歯の間の汚れは落とすことができないのです。

そこにデンタルフロスや歯間ブラシなどを使ってケアをプラスしてあげると、8~9割ほどに除去率が飛躍的に向上します。

むし歯は歯と歯の間にできることが多いもの。一日の最後、就寝前の歯磨きの時だけでも使用することをおすすめします。

デンタルフロスにはワックスありとワックスなしの2種類があります。「なし」の方がプラーク除去に関しては多少優れていますが、歯間に入れる時にギシギシしない分、使い勝手は「あり」の方が上です。

どちらを使うかはお好みですが、どちらを使うにせよ、まずは「毎日使う」ことを目標にしましょう!

デンタルフロスや歯間ブラシには使い方にコツがあります。特に、歯間ブラシは使う方のお口に適したサイズを選ぶことが非常に重要です。

間違えてサイズを選ぶと凶器になります。ぜひ一度、私たちにご相談くださいね。

6月の医院からのお知らせ

6月11日(木) : 9:00AM  レントゲンサーバーの入れ替えを行います。

午前中に行う予定です。十分な時間を取っていますが、午後の診療時間に食い込んでしまったら、ご勘弁ください。

6月16日(火) : 空調点検

6月20日(土) : 床清掃

共に定期清掃ですが、コロナウイルスの感染防止のため、薬剤を使用した消毒を業者さんと計画予定しています。

医院からのお知らせ

コロナウイルスの影響で、自粛ムードはまだまだ続けていかないといけない状況ですが、そろそろ健康のための活動も必要な時期にも入っています。持病のある方、治療中断中の方はそろそろ、通院するのも良い時期かと個人的には思います。

 ストレス発散の外出と感染症予防の意味で、歯科医院でのお口の清掃、特に舌の清掃はお薦めなのかなと思います。論文で舌の清掃はウイルス感染の予防に効果ありとの報告も上がっているようです。

興味のある方は一度お試しあれ!

高齢者の「フレイル」にご注意ください

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

大型連休も終わり、沖縄はすでに梅雨入りしましたね。
札幌に梅雨はないとされていますが、気候変動でいよいよ札幌でも梅雨と季語が使われる時代がくるのでしょうか?

非常事態宣言は無理やり、解除され、少しずつ外出の動きが出てきていますが、まだまだ油断できません。リスクが高いとされているため、家に閉じこもっている高齢者も多いと聞きます。

周囲の方とのつながりが減り、一日中TVを見ていたり、動かないのでお腹も空かず、食事を抜いてしまったり…。そんな生活が続くと次第に身体の動きが低下し、心のバランスが崩れ、今までできていた散歩や活動がおっくうになったり、疲れやすくなったりします。

これをフレイル(虚弱)といいます。フレイルが進むと、感染症なども重症化しやすい傾向があります。

実は、お口の健康は身体全体の「フレイル」に大きく影響を与えます。お口のフレイルを「オーラルフレイル」といいます。

気分を発散してストレスを溜めない生活を目指しましょう!今回の外出自粛のストレスで歯ぐきが腫れて治療にいらした方もチラホラおられます。リフレッシュの意味でもお口の中の清掃は有効です

食は元気の源です。外出がしにくい今だからこそ、意識的に体を動かし、3食しっかり食べるようにしたいものです。おしゃべりをしてお口の筋肉を動かすことも立派なフレイル対策です。直接会いに行けなくても電話をしたりして、積極的にかかわって助け合いましょう。

花粉症のせいでお口の環境が悪化!?

こんにちは。院長の細野です。

今年は新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入りづらい状況が続いているようです。

そろそろ花粉症が気になる季節ですが、こちらもマスクは必須アイテムですから、早く手に入りやすい状況が戻るといいですね。

花粉症の時期になると「口が臭いな…」と感じる方がいらっしゃると思います。

花粉症の症状で鼻詰まりになると口呼吸になり、お口の中が乾燥しやすくなります

お口の中から唾液が減ってしまうと、細菌が繁殖しやすくなって、口臭が強くなる原因となります。もちろん歯周病菌やむし歯菌も増殖しますので、これらの危険性も高まるということになります。鼻詰まりだけでなく、花粉症のお薬の副作用で唾液が減ることもありますから、対策が必要ですね。

昨今のコロナウイルス肺炎のウィルスが不幸にも、お口の中に入ってしまった場合も唾液が十分であれば、胃に流れて胃酸で殺してくれる可能性もあります。

お口の中の乾燥を防ぐには、手軽にできる唾液腺マッサージが有効です!

①耳下腺マッサージ

耳たぶのやや前側、上の奥歯あたりを指全体でやさしく押しながらマッサージします。5~10回繰り返しましょう。

②顎下腺マッサージ

あごの骨の内側に指をあて、耳下からあごの先までを優しくマッサージします。こちらも5~10回程度繰り返してください。

③舌下腺マッサージ

あごの先のとがった部分の内側を、下あごから舌を押し上げるように押します。自分で行う場合は、両手の親指を使うと良いでしょう。これを5~10回繰り返します。

他にも、しっかり水分補給したり、ガムを噛んだりすることも効果的です。(ガムはキシリトール入りのものを選んでくださいね)

プラーク(歯垢)もつきやすくなっていますので、普段以上にしっかり歯みがきを行いましょう。歯間ブラシやデンタルフロスなどを使って、歯と歯の間のお掃除も忘れずにしてくださいね。

ヌルヌルがツルツルに!

こんにちは。院長の細野です。

今年の札幌はこれまで経験した事がないくらい雪が少ないですね!
(とは言え、札幌在住30云年ですが)
ただ、雪が少ないと逆に寒さが増し、乾燥します。細菌やウィルスにとってこれ以上適切な環境はありません。

このような時期に、最悪の新型コロナウイルスの肺炎が発症してしまいました。某国の対応の遅れ、わが国の後手後手に回る、対策への行動。がっかり感が半端ないです。
亡くなった方々に哀悼を表し、せめて日本では感染はあっても、死亡する方はでないよう、願うばかりです。

ところで、お口の中の病気の多くが、実は感染症です。
みなさん歯がヌルヌルしていませんか?これは、歯についた「バイオフィルム」です。
このバイオフィルムは排水溝などにつくヌメリと同じもので、発生している細菌を守るバリヤーとなってしまいます。このバリヤーの中でむし歯菌や歯周病菌などが増殖し、お口の中の環境が悪化していきます。

しかし、バイオフィルムは普段の歯磨きで除去できるものではなく、また、特殊な治療法を除いて殺菌剤や抗生剤なども跳ね返してしまうような強固なものです。歯科で機械的な除去(PMTC)を行うしかありません。

PMTCでバイオフィルムの除去を行うとむし歯や歯周病の予防になるだけではなく、お口の中がサッパリし、歯もツルツル、口臭も軽減されて良いことづくめです。バイオフィルムは3~4カ月ほどのサイクルで出来るといわれます。どこかの国のように他人任せにせず、自分のお口の健康を守るためにぜひ定期的にお受けくださいね。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます、院長の細野です。
昨年、皆様にお世話になり、感謝しております。本年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

年末の大掃除もドタバタとすすめてしまいましたが、皆さんはいかがだったでしょうか?
毎年のことながら、どうして計画的に上手く行えないのかと思ってしまいます。

計画的に進めておきたい、というのは歯科治療でも同じことがいえます。
歯科治療は一度で済むものもあれば、数回のご来院が必要となるものもあります。

特に、

・結婚式までに歯を白くしたい!

・妊娠中の安定期に治療を受け、口腔内のケアをしておきたい!

・3月に引越しをするからそれまでに気になっているところを一通り治療しておきたい!

というような期日や期間が決まっている場合は、まずは一度ご相談いただき、無理のないスケジュールで、余裕をもって受診されることをおすすめいたします。

時の経つのは早いものです。昨年も多くの患者様にご来院いただき、色々なことを経験し、学ばせていただきました。大変お世話になり、誠にありがとうございました。当院職員一同、心より御礼申し上げます。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えするとともに、本年が素晴らしい年となりますように!