2024年 9月 の投稿一覧

10月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の電車通り歯科医院です。

「10月」と「October」と書かれた木製カレンダーが中央に置かれている秋をイメージさせるシンプルで温かみのあるデザイン

10月の診療はカレンダー通りの通常診療となります。

札幌では朝晩の気温が下がってきています。
風邪の予防、寝不足、ともに歯ぐきの腫れる原因となります。
自分もそうなのですが、大リーグの試合が盛り上がっていてつい、無理をしてしまいます。
でも大谷選手の活躍はその日一日をハッピーにしてくれるため、やめられないですね!

10月のお知らせ

10月21日(月) :  昼休み時間にエアコン点検があります。
業者さんの話では来院時間が遅れるかもしれないとの事なので、もしかしたら、エアコンが使用できない時間に当たってしまったら、お許しください。

大切な歯を守りましょう

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

みなさんこんにちは。8月末から台風10号が日本列島で大暴れ。被災した地域の早期復旧を願い、不幸にも亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

9月16日は敬老の日です。平成元年に「80歳で20本の歯を」との「8020」運動が始まって久しいですが、この機会にこの30年ほどでどのように推移してきたか見てみましょう。(データ出典:厚生労働省 令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要)

この30年で80歳以上の20本以上の歯の保有率が顕著に上がっていることがわかります。平成5年では約11%でしたが令和4年には半数以上の方が8020を達成できています。

しかし、目標を掲げただけでこんなに改善されるはずはありませんね。

2つ目の表を見てみると、近年に近づくにつれ、歯磨きへの意識が上がっていることがわかります。これが8020達成率上昇の大きな要因であることはいうまでもありませんね。

しかし、高齢者(70歳以上)の男女比では以下のようにどの世代でも女性の方が良い結果が出ているようです。

同調査でのデンタルフロスや歯間ブラシを使用している割合」「歯科検診を受診している割合」の男女比の結果を見てみると、どちらも女性の方が高い結果が出ています。そういったことが8020達成率にも影響していることが考えられます。

残存歯が少ないと以下のようなことに影響が出てきます。

・咀嚼能力低下による消化能力低下 
・栄養摂取不足
・咀嚼不足による唾液量低下に伴う歯周病、むし歯のリスク増
・発音が悪くなる 
・免疫力低下による全身への影響 
・認知症リスク増 
・体のバランスが崩れ、転倒しやすくなる  等

 

また、歯がないことによって食べられるものが限られたり、ストレスを感じたり、人前に出ることが少なくなる、会話が少なくなる などのリスクも考えられます。

日々の歯磨きとセルフケア、歯科での検診とケアで大切な歯を若い頃からしっかり守っていきましょう!