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舌をよく見てみましょう

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

こんにちは。2月後半から、帳尻合わせのドカ雪が降り少雪が嘘のような状態の札幌。3月はどうなるのか?心配な今日この頃。この豆知識も今回で一度中断とさせていただきます。降雪は中断とはならないのだろうな!

みなさんはご自分の舌をよく見てみたことはありますか?
正常な舌は次のようなものです。

・淡い紅色
・うっすらと白い苔がある
・潤いがある
・ふっくらとして舌全体が前歯の裏に収まる大きさ

もし、次のような様子が見られたら要注意です。

①白いものが付着している

お口の中に普段からいるカンジダ菌が、薬や病気、免疫力の低下、唾液量の減少などの影響で異常に繁殖した状態です。舌だけでなく、口腔内に点状、線状のものが付着します。拭い取ることができますが、粘膜は赤く、痛みを伴います。

②まだら模様

舌の表面にクレーターのように模様が現れた状態。多くは幼児に見られます。ビタミンB不足やアレルギー、ストレスなどからくると言われていますが原因は不明です。特に痛みなどの害もなく、治療方法もないため、自然に治るのを待ちます。

③ひび割れている

病気ではなく、先天性のものがほとんどですが、水分不足やドライマウスなどで起きることもあります。急にひび割れた、急激な唾液量減少、痛みがある等がみられる場合は注意が必要です。

その他にもこのような症状がみられることがあります。
・舌のふちがデコボコしている
・赤みが強い
・紫色になっている
・舌苔が黒い、黄色い

舌は身体の状態をよく表すと言われます。毎日の歯磨きのついでに舌を見てみましょう。
表面だけではなく、舌の裏側も見るようにしてください。痛みが伴わないものでも重大な病気が隠れていることがありますので、上に挙げている症状以外でも気になることがありましたら自己判断せず、歯科を受診してください。

3月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の電車通り歯科医院です。

3月1日(土)~3月25日(火)までカレンダー通りの通常診療となります。

ただし、3月5日(水)は院長の所用のため、診療時間を5時から8時30分とさせていただきます。職員は院内に詰めておりますので、電話等の連絡は可能となります。

3月26日(水)から、病院の移転をするため、電車通り歯科医院をこの都度、閉める事となりました。そのためしばらくの休診状態となります。

急遽の決定で移転先などお知らせできない状態ですが、残り1か月をきっちりと治療に専念してゆっくりと次の事は考えていこうと思っています。

3月のお知らせ

この度、3月25日(火)を最終日として電車通り歯科医院を閉める事となりました。以前、お知らせに載せたかと思いますがテナントのオーナーさんが亡くなってモヤモヤしていたのですが、新年明けに建物のトラブルが発生していよいよ、管理や応急処置等の対応に現地で続けるのは無理だと決定的になりました。

平成16年からスタートして長い間、かかりつけ医として通院して下さった患者さん、良い人ばかりが残ってくださり、病院にとって最高の宝物のように思えます。(物に例えてはいけないのかもしれません)
病院も永遠ではありませんので、今回が一区切りと決断に至りました事、どうかご容赦ください。

院長はじめ、職員もまだまだ元気ですので、このまま引退という訳ではありません。新たな未来が決まりましたら、ご連絡させていただきますので、お嫌でなければ、再会できる事を願って止みません。

本当に長い間、ありがとうございました。お世話になった患者さん、業者さんに院長、職員深く御礼申し上げます。

細菌とウイルスの違いと感染症予防

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

こんにちは。昨年末からインフルエンザが猛威を振るっています。

冬はさまざまな感染症が流行る季節ですが、「感染症」といっても、原因が「細菌」や「ウイルス」によるものがあります。何となくは知っていてもどのような違いがあるのかよくわからない方が多いと思います。

◆「細菌」…抗生剤が効く

地球上で数千種類確認されている単細胞生物です。栄養源があれば自分と同じ細菌を増殖させて増えていきます。人間や動物の体でも皮膚や気道、口腔内、尿路、消化管等、体内外にも存在しており、多くの場合は特に何の害を起こすこともありません。

ですが、病気を引き起こすいわゆる「病原菌」になるものもあります。細菌が原因の病気で一般的に知られるものとしては

・食中毒 ・結核 ・肺炎 ・膀胱炎 ・破傷風 ・百日咳 ・梅毒 ・腸チフス 等

があります。

◆「ウイルス」…抗生剤は効かない。抗ウイルス剤はまだ少数

細菌よりもさらに小さく、自分で細胞を持たないため、体内に入ると、他の細胞の中に入り込んでその中で自分のコピーを作って増えていきます。ウイルスが原因の病気で一般的に知られるものとしては

・インフルエンザ ・新型コロナウイルス感染症 ・ノロウイルス感染症 ・ヘルペス
・はしか ・風疹 ・水ぼうそう ・おたふくかぜ ・肝炎 等

があります。

むし歯や歯周病は細菌によるものです。お口の中がヌルヌルした感じになることがありますが、これはバイオフィルムと呼ばれ、細菌ががっちりスクラムを組んだ状態で、その内側でむし歯や歯周病などの病原菌を増殖させてしまいます。

特に歯周病菌が炎症を起こした歯肉から血管内に入ってしまうと糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など、全身のさまざまな病気のリスクが高まります。

バイオフィルムは日常の歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科で専用の器機を使ってバイオフィルムを取り除く処置(PMTC)を定期的に受けることが大切です。

 

インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症予防の基本は「手洗い」「マスク着用」「咳エチケット」です。新型コロナウイルス感染症の流行期に取り組んでいたことを今一度確認して、感染症から自分や周囲の人を守りましょう。お部屋のこまめな換気や加湿も大切です。

出典:国民の皆さまへ |厚生労働省

2月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の電車通り歯科医院です。

2月のイメージ画像

今月はカレンダー通りの通常診療となります。

1月の札幌は異常に降雪が少なかったですが、年間の降雪量は一定量の可能性が高いですので、これからのドカ雪には気を付けて来院してください。
インフルエンザ、雪まつりの来日外国人(特に中国)持ち込みの新種のコロナが多くなりそうなので、体調変化にもご注意ください。

2月のお知らせ

最近の匿名のSNS等の無秩序な投稿で誹謗中傷が増えています。
最近では芸能関係の状態が世間を騒がせたり、某県の知事選挙なども最悪な結果で人の命が失われています。
本当に悲しい事だと思います。

以前より、医療機関へのヘイトメッセージは有名でずっと続いているようです。
そこに漬け込むヤラセ業者も存在します。(当医院にもその手の業者の営業がかかってきた事があります)

医療従事者も患者さんも十人十色です。自分に合う、合わないは感性なので、変なウワサに惑わされず、本当にかかりたい、治してほしい医療機関にかかって欲しいと思っています。

各医療機関、医療従事者の専門、得意分野がありますので、ご自分に合う、治療目的が果たせる医療機関を選ばれる事が何よりも大切なように考えております。

しかしながら、世知辛い世の中になってしまいました。

歯が抜けた後の治療のについて

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

明けましておめでとうございます。2025年もスタッフ一同一丸となって治療にあたって参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

歯周病などで年齢とともに歯を失うことが増えてきますが、「食事に支障がないから…」「1本だけだし…」と、放っておいていませんか。

歯が抜けてしまった後そのままにしていると…

・かみ砕く力が低下し、消化不良を起こし、胃腸に負担がかかる

・かみ合わせが合わないことで顎関節症や頭痛、肩こりなどの症状が出やすくなる

・表情筋が衰え、老けた印象になる

・発音が悪くなる

・噛むことによる刺激を受けなくなった部分の顎の骨が退化し、顔の輪郭が変わる

など、たくさんの悪影響が出てきます。また、長く放置すればするほど影響も大きくなり、治療も大変になります。

歯が抜けた後の治療は次のようなものがあります。

① 入れ歯(義歯)


残っている歯が少ない場合顎の骨が退化してしまっている場合に適しています。

素材により保険診療・自由診療が選べます。保険診療の場合は比較的安価で作成できますが、自由診療のものより違和感が大きいことがあります。

また、部分義歯の場合はバネをかける歯に負担がかかります。ブリッジやインプラントに比べて安定感、噛む力は劣ります。

②ブリッジ


失った歯の両隣の歯を支えにして、歯が無い部分に人工歯を入れてつなげます。

比較的安定感があり違和感が少ないことがメリットですが、支えにする歯を大きく削る必要があり、失った歯の分も力がかかるため、その歯の寿命が縮まることが大きなデメリットです。

また、保険が適用できない場合があります。

③インプラント


歯を失ったところに人工歯根を埋め込み、その上に人工歯をかぶせる治療です。

手術を行うので全身状態が良く、顎の骨がしっかりある方に適しています。自由診療のため、費用は高額となります。

見た目が自然、周りの歯に負担がかからない、天然歯とほぼ変わらず食事を摂ることができる、というメリットがあります。

患者様のお口の状況により適した治療法が違います。また、上にあげた以外にもメリットデメリットはたくさんありますので、ご希望や疑問などがありましたらお気兼ねなくご質問ください。しっかり説明させていただきます。

1月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の電車通り歯科医院です。

1月のイメージ画像

2025年は1月6日(月)より、通常診療を開始となります。

本年は暦の関係上、ほとんどの医療機関がこの日程で診療開始となるのではないかと思われます。

ご自分のかかりつけの歯科医院の治療状況をよく確認してください。

年末年始もしっかり口腔内管理をして緊急状態にならない様、注意してください。

1月のお知らせ

1月8日(水)にユニット(診療台)の点検、修繕が入るため、となりで知らないおじさんがガチャガチャしていますが気にしないでください。
すごく良い方で危ない人ではありません。

インフルエンザ、コロナが、再び流行しているようなので発熱している場合、無理をせず、気を遣わず予約変更の連絡をください。
さらに体調を崩してしまうほうがよっぽど心配です。

⻭科受診の際にお願いしたいこと

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

こんにちは。今年は例年になく暖かい日が続きましたが、ようやく冬本番を感じるようになりました。

今年も残りわずか。今年中にやりたいことは残っていませんか?よろしければお口の中の大掃除もしに歯科にいらしてくださいね。

歯科を受診していたただくにあたり、何点かお願いしたいことがあります。

① 一番気になることを説明できるようにしておく


いわゆる「主訴」を整理しておいていただくことで、治療や処置の方針を立てやすくなります。

・「どこが」「いつから」「どんな時に」痛む・出血する など、症状の説明
・汚れが気になるのできれいにしたい

など、患者様ご自身が一番気になること、一番に治療してほしい点を伝えてくださるととても助かります。

②歯磨きを済ませておく

いざ診療開始!という時にお口の中に食べ物のカスや歯垢がついていたりすると、むし歯などを見逃してしまうかもしれません。

当日の診療を正確に、スムーズに行うためにも、できるだけ歯磨きは済ませてお越しください。
当院内でも歯磨きができるスペースがありますので、ご利用ください

③当日は飲酒をしない

飲酒の影響で血行がよくなり、出血が止まりにくくなることがあります。

④治療前の喫煙をしない
飲酒とは逆に、血行が悪くなり、歯肉が硬くなって治療を妨げることがあります。また、処置後の傷が治りにくくなったりもしますので、避けてください。

なお、喫煙は歯周病の憎悪にもつながりますので、できるだけ禁煙をおすすめします

⑤持病や服用中のお薬の確認
 

治療の内容によっては伺う場合があります。医科の主治医と連絡を取りあって治療をすすめることもありますので、持病や服用中のお薬がわかるようにしておいてください。
(妊娠中の方もお知らせください。配慮して治療をいたします)

⑥口元のメイクは落としておく

体調が悪くなっていないか、唇の色が悪くなっていないか、などを確認しながら治療にあたっています。

⑦取れたつめものやかぶせものは持参する

再度使うことができる場合があります。できるだけ持ちください。

⑧ヘアスタイルをご配慮ください
きっちりまとめたお団子ヘアなどは、チェアを倒したときに頭が安定せず危険です。頭が安定するヘアスタイルでお越しください。

このようなことをご準備いただけると、スムーズな治療を行うことができ、場合によっては来院回数や費用を減らせることにもつながります。ぜひ次のご来院の際に参考にしていただければ幸いです。

 

12月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の電車通り歯科医院です。

サンタクロースと雪だるまのミニチュアが飾られた12月のデコレーション

12月28日(土)
10:00~12:00 通常診療
午後より大掃除のため、休診となります。

年末年始の休診
12月29日(日)~1月5日(日) 
お休みをいただきます。
今回は大きな自然災害や悲惨な事件が起きない事を願います。

12月のお知らせ

マイナンバーカードの保険証について

12月2日(月)より新規の紙保険証もしくはプラスチック保険証は発行されません。
ただし、お手元にある保険証は有効期限までは使用可能ですので絶対に捨てないでください。

マスコミの報道の仕方がおかしいので誤解されて方がいるようなので注意してください。

12月21日(土)    :   業者さんの院内清掃が入ります。始まる時間厳守になっておりますので、診療延長はできません。あしからず。

12月28日(土) : 10:00~12:00   本年最後の診療となります。午後は一年の垢落としの大掃除となりますので 消毒体制は解いていますので急患対応不可になります。

2024年 年末年始の休診のお知らせ

札幌市中央区の電車通り歯科医院です。

年末年始のイメージ画像

年末年始の休診のお知らせ

12月29日(日)~1月5日(日) お休みをいただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

いい唾液の日

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

こんにちは。今年は日本各地で季節外れの暑い日が続きましたが、札幌では、昨年程の暑さは少なく、秋がないまま冬に突入しそうな気温変化になっております。気づいてみれば今年もあと2か月。これからどんどん寒くなってきますので、風邪などひかぬよう、ご自愛ください。


さて、11月はいろいろな「いい〇〇の日」がありますね。

いいお産の日、いい頭皮の日、いい膝の日、いい石の日、いい夫婦の日、いい肉の日などなどなど。(それぞれ何日かわかりますか?答えはこのブログの最後に!)

歯科が関係する「いい日」もたくさんあります。

 8日:いい歯の日・いい歯ならびの日・歯ぐきの日
19日:いい息の日
28日:いい唾液の日

今回はこの中から「唾液」について取り上げたいと思います。

唾液は安静時には毎分0.3~0.4ml、刺激時は毎分1~2mlほど、1日に約1,000~1,500ml出ています。

まず、唾液にはこのような役割があります。

・お口の中の食べかすなどを洗い流す自浄作用
・食べ物の味を感じる味覚作用
・食べ物の消化を助ける消化作用
・お口の中に存在する菌や侵入してきた菌の増加を抑える抗菌作用
・むし歯のリスクを減らす再石灰化作用
・お口の中の粘膜を守る・修復する
・食べ物を飲み込みやすくする
・しゃべりやすくする(舌の動きを円滑にする) 

このように、むし歯や歯周病の予防、食事をおいしく・摂りやすくする、お口を滑らかに動かす、病気から身体を守るなど、実にさまざまな役割があることがわかります。

唾液には、「サラサラ」なものと「ネバネバ」なものがありますが、これにもそれぞれの役割があります。

サラサラ:耳下腺から分泌され、でんぷんを消化するアミラーゼが多く含まれる。食べ物を飲み込みやすくし、お口の中のpHを中和する。

ネバネバ:舌下腺から分泌され、糖タンパクの一種であるムチンが多く含まれ、お口の中の粘膜の保護・保湿、細菌をからめとり、体内への侵入を防ぐ。

よくネバネバの唾液は良くない、言われます。サラサラはリラックスしている時、ネバネバは緊張している時やストレスを感じている時に出やすいためにそう思われがちですが、ネバネバにも大切な役割がありますので、両方バランスよく出ていることが大切になります。

よく噛んで食べ、たくさんおしゃべりをして口を動かして楽しく過ごし、唾液をたくさん出すように心がけましょう!

 

(答え)

いいお産の⽇:3⽇
いい頭⽪の⽇:10 ⽇
いい膝の⽇:13 ⽇
いい⽯の⽇:14 ⽇
いい夫婦の⽇:22 ⽇
いい⾁の⽇:29 ⽇

 

(簡単なものもありましたね。すべてわかりましたか?)