10月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院のお知らせページです。

カレンダー通りの通常診療となります。

夏から秋へ気温の低下が足早におこっています。体調を崩さないように気をつけて来院ください。院長は冷房病で一か月程、倦怠感が持続していましたが漸く、復活の兆しが見えてきました。やれやれです。


10月のお知らせ

10月14日(土) : 業者さんの展示会参加予定

講習会も開催され、日程が被っていますが、展示会に参加です。日頃お世話になっている方々にお返ししたいです。
近日、X線装置の入れ替えも予定していますので、その打合せもありそうです。

オーラルフレイルを防ぎましょう

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

 

異常な暑さの続いた今年の札幌の夏。9月に入り、多少落ち着いたとは言え、例年より暑い日が続きます。

つい冷たいものやあっさりしたものばかり食べてしまいがちですが、しっかり食べて、しっかり休んで、夏の疲れを癒しましょう。

「最近噛めないものが増えてきた」

「飲み込むときにむせることがある」

「しゃべりづらくなった気がする…」

そういった些細なお口の衰えを感じることはありませんか?

そのような衰えが重なっていくと、オーラルフレイル」という、お口周りの筋力の衰えから始まる心身の機能低下につながっていきます。

食事がうまく摂れず、栄養不足に陥る。話しづらく人と話すのがおっくうになり、家にこもりがちになる。動かないので筋力が衰える…。そういった負の連鎖が起こってしまいます。

オーラルフレイルの主な原因には、①加齢による筋力低下 ②歯の本数の減少 などが挙げられます。歯の数が少ないほど、フレイルや認知症、寝たきりになる確率があがります。

若いうちからしっかり歯のケアをし、歯科検診を受け、なるべくたくさんの歯を残すことはとても大切です。

また、以下のような体操を行うことでお口周りの筋力低下を防ぎましょう。

 

【お口・舌の動きをスムーズにする体操】

◆パタカラ体操

パパパパパパパパ…カカカカカカカカ…と8回ずつを2セット行います。

パ → 唇をはじくように

 → 舌の先を上前歯の裏につけるように

カ → 舌の奥を上顎の奥につけるように

 → 舌を丸めるように

このように「しっかり発音する」のがポイントです。

【飲み込む力をつける体操】

◆開口訓練

1回2セット、朝夕行いましょう。

①ゆっくり大きく口を開けて10秒そのままにする。(無理のない範囲で開けましょう)

②しっかり口を閉じて10秒そのままにする

◆ごっくん体操

①喉ぼとけに手を当ててつばを飲み込み、喉ぼとけが上がることを確認する

②喉に手を当てたまま顎を少し引き、つばを飲んで喉ぼとけを上げ、5秒そのまま保つ。(無理のない秒数で行いましょう)

③息を腹から一気にしっかり吐き出す。

適度な外出や運動をする、家族や友人とのおしゃべりを楽しむ、カラオケで歌う、柔らかいものばかりでなく、歯ごたえのあるものを食べる、など、日々の生活での積み重ねが何よりも大切です。

毎日を楽しみながらオーラルフレイルを防ぎましょう!

9月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院のお知らせページです。

9日9日(土):休診

予定通り、有休消化を兼ねて職員のお休みを取らせていただきます。院長は無休で普段、出来ない仕事に着手します。


9月のお知らせ

レントゲン装置の入れ替えを予定しております。

まだ、はっきりと日時が決まっておりませんが、入替工事の時に診療できなくなるため、休診になると思われます。緊急休診の際は何とぞ、ご容赦ください。

夏休みに多いお口のトラブル

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長、細野です。

子供たちは長い夏休みに入り、楽しい日々を過ごしていることと思います。ただ、休みが始まると同時にここまで暑い日が始まるとは予想しませんでしたが・・・・

特に夏休みの中高生に多いお口のトラブルとして、部活中にぶつかったり、転んだりして歯が折れたり、抜けたりすることが挙げられます。このような時に有効な対処法をお伝えしたいと思います。

①折れたり抜けたりした箇所をなめたり、洗ったりしない


神経に雑菌が入り込んで感染してしまいます。なるべくいじらないようにしましょう。独断で消毒をすることもしないでください。

②取れてしまった歯を洗わない


折れたり抜けたりした歯が口腔内から飛び出し、土などで汚れていることもありますが、水で洗わないでください

特に根から抜けた歯の根元には、歯の根元と歯肉の中の骨をつなぐために必要不可欠な「歯根膜」という薄い膜がついています。

洗ってしまうと歯根膜に傷がついたり、取れてしまうことがあります。

また歯を持つ際は、歯の根元を持たず、歯冠部を持つようにして、歯根膜に触れないようにします。

歯根膜を守ると、歯を元通り使える可能性が上がります。折れた歯も折れた部分を持たないようにしましょう。

 

③取れた歯を適切に保存し、できるだけ30分以内に歯科に行く

歯はできれば「歯牙の保存液」に浸して保存します。

保存液がない場合は、牛乳生理食塩水、それもなければお口の中に入れておくのも手です(飲み込まないように注意!)。

これらの中に浸し、とにかく乾燥させないようにして、できるだけ早く歯科を受診しましょう。歯牙の保存液はネットでも購入できますので、救急箱に備えておくとよいかもしれませんね。
 
また、外傷で歯がグラついたり、歯肉に歯がめり込んでしまうこともあります。

これらも一見大丈夫そうに見えても、歯根膜に大きなダメージを負っている状態です。決して放置せず、なるべく早く歯科で適切な処置を受けてください。

8月の医院からのお知らせ

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お盆の夏季休暇

 8月11日(金)~8月15日(火)を夏季休暇としてお休みさせていただきます。

 札幌もこの夏は非常に暑い状態が続いていますので、職員一同リフレッシュして体力回復に努めます。

 9月9日(土) : 臨時休診

 コロナのため、学会不参加で職員の休みが取れてあげられない状況が続いていたので、職員の希望日としてこの日を休診いたします。申し訳ございませんがご理解ください。


8月のお知らせ

マンションの外装工事が行われていて騒音、振動、臭いが続いております。お盆までの予定との事なので、もう少しだけ、辛抱いただくようお願いいたします。

マンション管理組合の役員のセンスのない工事内容と業者選びでかえって資産価値が下がるような外装補修と思うのは、自分だけなのかな?とにかく「ひどい」の一言に尽きます。

歯周病の恐ろしさ

札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長、細野です。

札幌でも、気温が上がり、ジメジメした季節になってきました。北海道に梅雨はないという神話はなくなる現代です。ちらほら、食中毒の危険性がグッと上がりますので、注意しましょう!

歯周病の症状」と聞いて、思い浮かぶのは一般的なのは歯肉からの出血、歯が抜ける、歯がヌルヌルする、口臭…等ではないでしょうか。

実は歯周病は顎の骨を細菌が溶かす病気で基本的に骨の再生は不可能です。骨折の再生とはまったく違います。

また、体全体の病気やトラブルにも深く関係していることが分かっています。

以下はその一例です。

心筋梗塞・動脈硬化・心内膜炎・糖尿病・誤嚥性肺炎・認知症・関節リウマチ・消化器系のがん・早産・低体重児出産・肥満 等

歯周病の原因は歯垢の中に含まれる細菌ですが、その菌が歯肉から体の中に入り込もうしてできるのが歯周ポケットです。その際に炎症が起こり、出血するのですね。

そしてその炎症によってできる毒性の物質が出血箇所から血管に入り込み、全身に回り、さまざまな場所でトラブルを引き起こしていきます。

もちろん歯周病菌だけが原因ではなく、生活習慣や要注意因子がもともとあることもありますが、歯周病菌との相互作用で悪化のサイクルを形成していることが分かってきています。

簡単に例を挙げてみます。

【例 糖尿病】

①糖尿病のため高血糖になり、免疫が低下する→②口腔内の細菌が増え(歯周病が悪化)、細菌から出る毒素が増える→③毒素が血管から入り、インスリンの効果を阻害する→①に戻る

毎日の歯磨きでは歯周病菌の温床である歯石や細菌の膜であるバイオフィルムなどは除去することはできず、歯科での専門的なケアが必要となります。

成人の約8割は歯周病だと言われます。

むし歯などの症状がなくても定期的に歯科にお越しいただき、根本的な歯周病治療を受けてくださいね

7月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院のお知らせページです。

7月の診療はカレンダー通りの通常診療となります。

担当幼稚園の検診の時、お休みのお子さんがいたため、臨時出張で不在の時間が出来そうです。
短時間ですが、待っていただく可能性があります。子供は「国の宝」といいます。何とぞ、ご協力、お願いいたします。


7月のお知らせ

コロナ下の予防対策は継続していますが、収まっていた他の感染症が増えているようです。

体調が優れない時は無理をせず、身体を休めてください。予約日時を心配してくださる、有り難い患者さんもいらっしゃるのですが、無理をしても良い事はないと思われます。

健康は財産です。

舌苔がつきやすいお口とケアについて

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院のブログページです。

 

桜の花も散って、葉桜になり、本州では梅雨入りの地域もでました。通勤途中に庭にアジサイを植えているお家があります。開花間近の花を楽しみに夏の一歩手前のこの季節を過ごしていきましょう。

鏡で舌を見てみると白っぽい苔のようなものがついていて、気になったことはありませんか?

これは「舌苔(ぜったい)」というものです。

これは、食べカスや舌からはがれた皮、細菌などが舌のデコボコに入り込んで付着しているものです。通常だと唾液の洗浄力などで気にならない程度になっているものですが、以下のような方は注意が必要です。

・唾液が少ない

・舌の力が弱い

・口呼吸をしている

・咀嚼回数が少ない

・口を動かすことが少ない  等

舌苔は多少ついているくらいが正常ですが、多くなってくると口臭、食べづらさ、話しづらさを感じたり、味覚障害、舌炎などの症状が現れます

また、抗生剤を服用していると黒いものがつくことがありますが、これは「黒毛舌(こくもうぜつ)」といい、抗生剤の服用をやめれば自然に治ることがほとんどです。

舌苔のなかには細菌が多く存在していて、これは特に高齢者の誤嚥性肺炎のリスクを高めます。高齢者は舌苔の蓄積が起きやすいので、日頃から舌苔をためないよう注意し、必要な舌のケアを行うようにしましょう。

舌のケアは歯ブラシ(できれば舌ケア用のブラシ)で奥から手前になでるように優しく行いましょう。正常な舌は全体がきれいなピンク、もしくは少し暗いピンクでしっとりやわらかく、中心にうっすら白い苔がついています。

苔を全部とらなくては…とゴシゴシこするのは絶対にやめましょう!やりすぎはかえって舌を痛め、逆効果です。

でもやっぱり舌苔が気になる、たくさんついてしまっている…など、気になるようでしたら、まずは歯科でご相談ください。適切なケアの方法をお伝えします!

6月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院のお知らせページです。

6月の診療はカレンダー通りの通常診療となります。

札幌では害は少ないですが、台風の影響やヨサコイソーランの交通規制で移動が難しい時は無理をしないで安全に来院ください。


6月のお知らせ

問題続出のマイナンバーカードの保険証の読み取り受付が可能となっております。

「もしも」ため、しばらくは健康保険証も同時持参してください。個人情報の漏洩が心配のズブズブのセキュリーシステムでしたが、それ以前に制度そのものがガタガタでビックリするやら、ガッカリするやら、大変ですね!

6月17日(土) 
病院内の業者さんの清掃がはいります。コロナは5類に移行に移行されましたが、感染は続いておりますので引き続き消毒清掃は継続していきます。

6月21日(水) 
担当の幼稚園検診予定
チビちゃん達が元気に診察に来てくれると嬉しいですね

噛むことの大切さ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院のブログページです。

こんにちは。大型連休に突入しました。いろいろな過ごし方があると思いますが、充実した楽しい連休になるといいですね。

ところでみなさんは一口に何回くらい噛んでいますか?

一口30回は噛んで食べた方が良い」と一度は聞いたことがあると思いますが、恐らくそんなに噛んでいる方は少ないのではないでしょうか。

ジャンクフード全盛の現代の食事は柔らかく、あまり噛まなくてもすむものが好まれる傾向があるため、戦前に比べて咀嚼回数(噛む回数)が半減しているそうです。

柔らかいものを食べるには咀嚼回数が少なくても飲み込むことはできますが、咀嚼には「食物を細かく砕く」ほかにも、色々な意味・役割があります。

 

 

 

①胃腸の働きを促進する

消化酵素を含む唾液の分泌が促進され、胃腸の負担を軽くする。

②むし歯・歯周病・口臭の予防

唾液の抗菌作用によって、お口の中の細菌が減り予防効果が期待できます。

③肥満防止

ゆっくり噛んで食べると、食べ過ぎる前に脳に満腹信号が届き、食べ過ぎを防ぐことができます。

④脳の働きを活発にする

噛むことで脳への血流が増えて働きを活発にするため、脳の若さを保ち、老化を防ぎます。

⑤味覚が発達する

唾液の分泌が促進され、その唾液を介して味を感じます。ゆっくり噛んでいるうちにお口の中全体にいきわたり、おいしさをしっかり感じることができます。

⑥発音がはっきりする

お口周りの筋肉が発達し、発音がはっきりします。

自然によく噛んで食べるようになるために、ちょっとした工夫を心がけてみましょう。同じ素材・メニューでも噛む回数は変わってきます。

例えばこれらを比べると明らかに噛む回数は変わることがわかりますね。

きゅうり:薄切りと乱切り 

豚肉:ハンバーグとトンテキ 

刺身:サーモンとタコ 

毎日の食事の中に歯ごたえのあるもの、繊維や弾力のあるもの、大きめに切ったものなどを意識的に取り入れるようにしてみましょう。

しっかり噛んで、おいしく食べて、健康を保ちましょう!