1月の医院からのお知らせ

 
1月5日(金)まで、年末・年始の休診とさせていただいております。
1月6日(土)より、通常診療が始まります。
 
1月5日(金)は夜間救急診療のお手伝いにいってきます。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

みなさんはお正月をどのように過ごされましたか?

帰省した人、帰省した家族を迎えた人、旅行に行った人、TV三昧だった人、仕事だった人…

色々なお正月があったことでしょう。

 

自分は20数年以上、ご無沙汰で行列に並んで買うこともなくなった、お正月の楽しみといえば「福袋」という方もいらっしゃいますよね。

たくさん種類がある中でどの福袋にしようかなと悩み、どんなものが入っているかな…

という開ける前のワクワク感が醍醐味です。

 

もともと「福袋」とは七福神の中の1人、「大黒天」が左肩に抱えている大きな袋のこと。

大黒天は財産の神様。五穀豊穣や出世開運、商売繁盛、縁結びや子孫繁栄のご利益もあると考えられています。大袋の中にも「幸運」がいかにもたくさんつまっていそうですね。
 

 

 

新しく迎えた2018年がみなさまにとって「幸運」がたくさんつまった1年となりますよう心から願っております。当院もスタッフ一同、気持ちも新たにみなさまの「健口=健康」を守るべく努力してまいります!

 

並んででも買いたい福袋が大好きな、院長 細野

 

12月の医院からのお知らせ

12月16日(土) : 14:30~ワックス清掃予定

業者さんの専門清掃が入るので、診療時間の延長はできません。あしからず。
 

12月28日(木) : 10:00~13:00 年内最終診療

           14:00~大掃除

 

12月29日(金)~1月5日(金) : 年末、年始休業

例年通りの休診になります。1月6日(土)より、通常診療です。

 
 

12月より、奥歯(下顎奥から2番目の大きい歯のみ)が白い差し歯の保険適応になる予定です。

1つのメーカーの素材のみで接着するセメントと相性が悪く、個人的にはお勧めしません。
(他の医院での評価はわかりません)
現在は、取り入れる気にならないので、しばらくは見送る予定です。

 

「オーラルフレイル」って何じゃ?!

こんにちは、院長の細野です。

 

台風の異常発生に始まり、気温が低下も早めにはじまった札幌。今年は「やばいな!」と自動車のタイヤ交換を例年より、2週間くらい早く済ませて大正解でした。嫌な予感が割と当たる方なので、患者さんに「うがい薬を使用して歯周病対策と一緒にインフルエンザ、風邪の予防も同時にしてみて!」と勧めていましたが、どうやら予感的中の感じです。

 

「風邪なんてひいたことないよ!」といわれる羨ましい方もいらっしゃると思いますが、歳を重ねていくと、身体のあちこちに「あれ?こんなんじゃなかったのに・・」と感じることもあるかと思います。それはお口の中も同じです。

 

みなさん「オーラルフレイル」という言葉をご存じですか?「オーラル」は口内の、「フレイル」は虚弱、という意味ですが、簡単にいうと「口腔内で起こる体の衰え」のことです。それは気づかないうちに様々なかたちで現れます。

 

お口の大切な役割は主に大きく2つに分けられます。

1つは食べ物を噛んで飲み込み栄養を体に取り入れる役割、2つめは会話を行いコミュニケーションを取るための役割です。このような当たり前のことでもお口のお手入れ不足が原因で歯みがきなどの口腔ケアがうまくできなくなることで機能が低下してしまいます。

 

虫歯が増えたり噛む力が低下して噛み切れないものが増え、今まで同様に栄養を摂取することが難しくなることや、口の周りの筋肉が衰えて唇や舌を動かす機能が低下していくと、食べこぼしが増えたり会話が上手くできない、歯周病になってしまい口臭が気になって会話を控えるようになるなど、コミュニケーションに支障がでてきます。

 

そうなると外出することや人と会話をすることを避け家の中に引きこもりがちになり、心までふさぎ込んでしまうことにも繋がってしまいます。それはとても良くない状況です。

 

そんなオーラルフレイルをただの老化現象として受け入れてしまうのではなく、少しの意識と努力があれば食べたいものを美味しく食べられることや人との会話を楽しむ幸せを長く続けることができます。それは生きていく中でとても重要なことですよね。

 

 

それには、できるだけ外出するように心がけ、社会との関わりや人との会話を積極的にしたり、歯科検診を定期的に受けて自分では気づきにくいことやお口のケアを指導してもらうなど、ただ磨くのではなく正しい方法での歯みがきを意識するとオーラルフレイルになるのを食い止めることが出来るのではないでしょうか。

 

このようにお口の中を健康に保つことこそ、身体全体を健やかな状態に整えるための基本になります。痛みを感じてたから・・ではなく、どうか定期的に歯医者さんに行かれることをお勧めいたします。

 

 

「オーラルフレイル」という表現があまり好きではない院長 細野

 

11月の医院からのお知らせ

【診療時間変更のお知らせ】

11月11日(土)  休診します

        院長、所要のため、お休みを頂きます。申し訳ございません。

11月27日(月)  休診

        東京でレーザーの勉強会出席のため、お休みします。

 

【お知らせ】

今月は、雪降り前の滑り込み勉強会が多数あり。院長はじめ、職員がお疲れモードの際は

「みんな、勉強がんばっているな!」と暖かい目で見てくださいね!?

紅葉の季節のはずが・・・・

こんにちは、院長の細野です。

 

日本の季節の変わり目は「春は桜のピンク」「夏は青葉のみどり」「秋は紅葉の赤や黄色」「冬は雪の白」と四季折々の色で私たちの目を楽しませてくれる景色を全国さまざまな場所でみることができます。このような四季の風情にはとても癒やされますね。

 

今年は例年より寒くなるのが少し早いような感じのうえ、2度の台風で風情のない、どさくさ紛れのような初雪も観測されてしまいました。

 

濃い赤やオレンジ・黄色やみどりなど視界いっぱいに広がる数え切れないほどの色で鮮やかに色づく紅葉を楽しむ事なく、落ち葉となったのは寂しい限りです。

 

 

 

11月末くらいから、起こりやすい、凍みる症状「知覚過敏」も例年より早く発症しそうです。

日頃のお手入れが大切ですが、まだ間に合います。本格的な降雪の前に、歯科医院でお手入れをして

根雪に備えてください。知覚過敏は虫歯ではないのですから!

 

            暑さより寒さのほうが好きな、でも雪かきは大嫌いな院長  細野

スポーツと噛み合わせ

皆さんこんにちは!院長の細野です。

 

9月も終わり、札幌ではこの数日で朝、晩の気温が急激に低くなってまいりましたが、短い秋の気配を感じられるようになってきました。秋の味覚が豊富で、ついつい食べ過ぎてしまうところですが、秋は食欲だけでなくスポーツの秋とも言われますね。

 

ではなぜ『スポーツの秋』と言われるようになったのでしょうか。

 

これは、本州がメインで札幌ではあまり当てはまらない感じですが、1964年10月に東京オリンピックが開催され、10月10日が開催日だったことがきっかけで10月10日は体育の日と制定されました。その前後にスポーツに関するイベントや運動会などが開催されることが増えたことにより、秋にスポーツのイメージがついて『スポーツの秋』と言われるようになった、という説が有力のようです。

 

現在は体育の日は暦の並びによって毎年変わってしまいますが、未だに10月10日と言われると『体育の日』というイメージが頭に浮かびますね。

 

 

実はこのスポーツというのは歯とも深い関係があります。

 

 

 

競技によって違いはあると思いますが、瞬間的に歯を食いしばった時には、全身の筋力がアップして本来持っている力を発揮できる状態になる事、噛みしめ状態がしっかりしていて平衡感覚が安定し身体のバランスが保てる事が重要です。この時に歯にトラブルがあったり、噛み合わせが悪かったりするとその力を十分に発揮することが出来ません。

 

トップアスリートは、厳しい練習をしたりポジティブな感情を保つよう努力するだけでなく、バランスの良い食事などの生活習慣、さらには自身の身体に最大限の力を発揮させるためにむし歯の治療や矯正をしたりと、口腔内のケアも意識をすることで素晴らしい結果を残せているのですね。

また、当院では、部活動の選手で矯正治療までしなくても、スポーツマウスガードで噛み合わせの補正をして一般入学選手ながら、特待生を押しのけ、レギュラーになり、北海道ベスト4になった選手もいます。

 

でもこれはスポーツ選手に限ったことではありません。私達の日常生活の中でも重い荷物を持ったり、踏ん張ったりと、強い力を発揮することがあると思います。こういった、一瞬でも全身の力が必要とされる時にむし歯や噛み合わせの問題などで力が半減してしまったとしたら、自分の体力にも自信をなくしてしまうことになります。そんなことになったらもったいないですよね。

 

 

このように歯は健康な身体で日常生活を送るために、とても重要な役割を持っています。歯みがきはもちろんですが、お口の中で疑問に感じる事があったら、早めに歯医者さんにご相談ください。

 

           自分たちの時代カスタムメイドのマウスガードのなかった院長 細野

 

10月の医院からのお知らせ

【診療時間変更のお知らせ】

10月25日(水) 診療時間がPM2:00~PM6:30に変更となります。

札幌市保健所の医療安全講習会出席のため

 

【お知らせ】

10月  5日(木) 在宅診療の研修会出席

10月  7日(土) 法律関係の勉強会出席

(最近はこの種の勉強会が増え、悲しい世の中に感じます。)

10月13日(金) 障がい者歯科診療の勉強会出席

9月の医院からのお知らせ

9月14日(木)~9月16日(土) 休診いたします。

※数年ぶりの墓参りに行かせていただきます。本州はまだ暑いだろうな!。

 台風が怖いですね。

 

【お知らせ】

9月10日(日) 医院の経営セミナー参加

患者さんの利便性向上の勉強会です。

 

ゲームイベントの中止のお知らせ(7月分の続き)

ポータブルゲームの大会を模索していましていましたが、ソフトの内容でイベントに使える部分がなく、断念します。また、、新しいソフトで開催を検討します。ごめんなさい。

 

 

パンダのお口

皆さんこんにちは、院長の細野です。

 

夏らしくない夏休みが終わり、子供達は新学期が始まりましたね。

お母さんたちは、正直ほっと一息という感じでしょうか。

 

今年は上野動物園にパンダの赤ちゃんが生まれ、話題になりましたね。最近のニュースで、その発育測定で、身長、体重だけではなく、顎の発達と歯の放出時期も話題になっていました。

 

さて、パンダの大好物といえば硬い竹や笹ですが、私たち人間には到底食べる事ができませんよね。一体彼らの歯はどのようになっているのでしょうか?

 

パンダは生後3ヵ月頃に乳歯が生え始め、4ヵ月頃になるとお母さんの真似をして竹をかじったりしますがまだ食べることはできません。7ヵ月頃になると乳歯から永久歯に生え替わり始めます(これは人間と同じですね)。そして永久歯が生えそろうとようやく本格的に竹が食べられるようになるそうです。

 

 

 

人間の歯は親知らずを含めて全部で32本ですが、パンダの歯は生えそろうと42本もあります

また、パンダの奥歯は人間の奥歯の7倍もの大きさがあり、扁平で幅の広いかたちをしているため、頑丈な歯と強力なあごによって硬い竹でも砕きながら食べることができるのです。

 

ですが主食となる竹や笹はあまり栄養価の高い食べ物ではありません。パンダはそれを一日10~15kgも食べますが、糞の量は食べた分の約80%にもなり、栄養として吸収されるのはわずか17%ほどと言われます。動物園に行くとゴロゴロと寝転がっていることの多いパンダですが、これはエネルギーを節約するためなんですね。

 

起きている時はムシャムシャと竹を食べ、食べ終わったら横になって体力温存。

なんとも羨ましい生活ですが、「肉食目クマ科」であるパンダが竹を食べるようになったのには少し悲しい理由があるようです。

 

パンダは争い事が苦手な優しい動物のため、天敵やエサの競争を避け、さらには増加し続ける人間に生息地を追われたこともあり、中国山岳地の奥地で生活するようになりました。冬眠をしないパンダが冬でも1年中枯れず豊富に食べることができたのが『竹』や『笹』だったのです。

 

もともとお肉も食べる雑食系の動物が、優しい性格から消化吸収のあまり良くない食べ物を選んでいたことを知って少しかわいそうな気がしますが、ちょこんと座って細い竹を自分の手で上手に食べる姿は今まで以上に愛おしく見えてしまうんでしょうね。

 

                パンダの生活にあやかりたい 院長 細野