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歯周病予防のカナメ『スケーリング』の豆知識

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

この冬の大雪は近年にない、最悪の状態となりました。除雪も追いつかず、生活環境はズタズタにされてしまいました。

春の暖かさはいつ、やってくるのかと思わされるくらいですが、溶けない雪はないですから!

歯についた歯石を取ることを歯科用語で「スケーリング」と呼び、スケーラーという専用の道具を使って歯石を取ります。

スケーラーにも種類があり、ハンドスケーラーは鋭利なフック状の先端を使って手で1本ずつ丁寧に歯石を削り取って行きます。超音波スケーラーは水を歯に当て、超音波の振動で歯石を砕いて取り除いていきます。

 当医院では、レーザー装置を使用して無麻酔でも殺菌しながら、清掃を行う事も可能としています。

歯周病がある程度進んで歯の根っこと歯肉が剥がれて歯周ポケットができ、その中に付いてしまった歯石を取り除くことをスケーリング&ルートプレーニング(SRPと言います。

スケーリングを行い、歯垢などの細菌が浸透して汚れてしまった歯の根っこのセメント質を除去してツルツルに磨いて細菌が付着しにくい環境を作り、歯周ポケットになっている歯の根っこと歯肉がまた付着するよう促します。

 

SRP歯周病が進行して歯肉が炎症を起こしているところに行うので、どうしても出血しやすいですがそのあとは歯肉が引き締まって前より状態が良くなりますので安心してくださいね

また、スケーリング後は歯石が除去されて刺激に敏感になるため、知覚過敏のようになることがあります。これも一時的なものですので、収まるまでは優しく歯磨きをしたり、冷たいものを避けたりするようにしてください。

 

歯石は一度とってもいずれまたついてしまうものです。
重度の歯周病にまで進行すると歯肉を切開する手術を行う歯石除去が必要になることもあります
そうならないように定期的に歯科でスケーリングなどの治療を受け、歯周病の進行を押さえましょう。

3月の医院からのお知らせ

3月の診療スケジュール

 3月はカレンダー通りの通常診療になります。

札幌市内の除雪状態は最悪に近いので、連絡いただけば時間調整をして受診いただけるようにいたしますので、くれぐれも無理をしないよう安全にお越しください。

3月のお知らせ

コロナ感染は高止まり状況でまだまだ、先が見えません。大雪の影響で通院も大変な状況がおこっています。
そんな中、コロナ感染が起こって2年超、定期的に通院されていた方がコロナを怖がり、久しぶりに通院してくださったのですが、比較的安定した口腔内状態を保っていたはずが、「これは少しマズイぞ!」と思えるくらい口腔内状態の低下が見受けられました。

「しっかりと管理できていた人でも、油断すると状況は悪くなるのか」と改めて思い知らされる経験をしました。感染も怖いですが、口腔内状態の低下も怖いものです。定期的に予防治療を受けていただきたいと強く思います /p>

歯を失うことと噛む力

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

みなさんはリンゴを手でつぶすことはできますか?アニメ、空手バカ一代や全盛期の極真空手の大山倍達館長の話を知っておられる方は、想像できるかと思います。

おそらく大半の方は無理だと思いますが、歯が健康であれば丸かじりはできますよね。

リンゴを手でつぶすときの力はおよそ70~80kg必要だそうです。成人男性の平均的な握力は40~50kgほどなので、人間にとってはかなり大きな力が必要だということがわかりますね。

握りつぶすのとは単純に比較はできませんが、人間はリンゴをガブリと丸かじりできるほどしっかり噛む力を持っているのです。

人間が思い切り噛んだ時の力は体重に比例していると言われます。体重40kgなら40kg。60kgなら60kgほどということですね。

噛む力は年齢や日頃の軟らかいものばかり食べているといった食生活だけではなく、口腔内の状態によっても大きく変化します。

むし歯歯周病などで歯を失った場合、例えば奥歯を失った場合はそれがたとえ1本だけだとしても2~4割ほど低下すると言われています。

4割噛む力が低下したら…食べられるものも減り、健康な生活に影響が出ることは想像に難くないですね。前歯を1本失ってしまっただけでもリンゴを丸かじりできなくなるかもしれません。

万が一歯を失ってしまった場合、食べることに関してだけではなく、体全体の健康状態や認知症、生活習慣病等、さまざまなことへの影響が懸念されます。

決してそのままにせず、必ず歯科で適切な処置を受けてください。

たとえば入れ歯を入れたとしても、もともとのご自身の歯の噛む力には遠く及びません。

日頃から歯磨きをしっかりと行い、定期的に歯科検診でお口の健康状態のチェックを受け、むし歯歯周病早期治療を心がけましょう。

 

2月の医院からのお知らせ

2月の診療スケジュール

 今月はカレンダー通りの通常診療になります。

オミクロン株の市中感染が大爆発で会合や学会はほぼ中止。 開催されても恐ろしくて参加見合わせ状態です。 皆さんも不要な集まりや移動中の環境状態に注意してください。

2月のお知らせ

予想は外れず、オミクロン株の市中感染が札幌でもとんでもないことになっております。子供たちにも症状がでやすく、後々の後遺症が不明のため、非常に心配です。

 院内では、消毒の徹底、定期の換気(この時期の換気は寒くて非常に辛い)を心掛けて感染リスクはさげています。コロナ検査キットも入手済みで体調の悪い職員の検査も可能な状態に維持しています。できるならば、検査キットの使用は避けたいところです。

 私も含め、職員にも感染リスクマネジメントを徹底してもらっております。感染後の後遺症など不明な点が多いので、患者さんとともにまずは、かからない事を最優先としております

年末年始の休診のお知らせ

年末年始の休診

12月29日(水)~1月5日(水)お休みをいただきます。

 1月6日(木)より、新年の仕事始めとなります。

 休み期間中、緊急連絡はかかりつけの患者さんのみになりますが、ご承知の方法でご連絡ください。

医院からのお知らせ

2021年末にコロナ環境が改善、維持されていましたが、オミクロン株の市中感染が予想以上に進行してきました。年末年始の人の移動で2022年も全国各地にオミクロン株がばらまかれるのでしょう。

自分や家族、地域の人々の事を考えた行動をとれる人が多く存在する事を望んでやみません。偉そうな言い方なのかもしれません、小さなコミュニティーの行動が総じて全世界の命を守る事に繋がる気がします。努々、自分一人ぐらいなら、と言う迷惑行為は慎みたいですね!

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

清掃嫌いの私にとって、年末の大掃除は何者にもまして苦痛以外の何物でもありません。医療機関でありますので、そこはグッと堪えて寒い中、職員一同頑張って行いました。

たまに、暖かい時期に済ませてしまって年末はやらない!というお話しも聞きますが、忙しい年末の前にやっておけばいいのはわかっていても、なかなか重い腰が上がらない…という方のほうがきっと多いですよね。

統計上、95%もの日本人が毎日歯磨きをしており、2人に1人は1日に2回磨いているそうです

「歯磨きをする」ことが当たり前の習慣になっているということですね。でも日本人のむし歯の数は先進国の中ではトップクラス

これは「歯磨きをしていても汚れがきちんと落とせていない」ということ。

歯ブラシだけで歯磨きを終えてしまう人が多く、諸外国に比べてデンタルフロス歯間ブラシ等の補助器具の使用率が低いということと、一番の理由は「予防するために歯科に行く」という予防歯科の意識が低いことが原因だと思われます。

この意識改革がどれだけ、患者さんに浸透できるかが、現代医療の役目なのかもしれません。

まだ歯ブラシだけで磨いている方、新しい年はぜひフロスも使ってみてください。

こんなにまだ食べ物や汚れが残っていたんだ!」とびっくりされることと思います。そしてもう一つ、「予防歯科」を意識してみてくださいね。

 

昨年は多くの患者様にご来院いただき、誠にありがとうございました。

当院スタッフ一同、心より御礼申し上げます。本年も皆様の健康のお役に立てますようより一層努力して参ります。

 

本年も電車通り歯科医院を「健口維持」のため、上手に活用ください。

マスクの中のニオイの原因

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、 院長の細野です。

短い秋も終わり、初雪も観測されるようになり、いよいよ冬本番にむかいます。「オミクロン株」という変種も現れ、油断ならない状況はまだまだ続きそうです。

このようにマスクは必須な中、一日中付けていると、「マスクがなんだか臭うなぁ…」と感じることがあると思います。

口腔内には無数の細菌が生息していて、呼吸をしたり、会話をしたりして過ごすうちに、その細菌がマスクに移り、さらに呼気に含まれる湿気によって細菌が増殖し、そのが臭いの原因となっているのです。

口腔内の細菌の多くは舌についている「舌苔(ぜったい)」に生息しています。舌苔とは、舌についている白い苔のようなもののこと。

の正体は舌の表面にある凸凹に食べかすや細菌などが溜まり苔のようになったものです。細菌のかたまりあるこの舌苔は、時に高齢者の誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因にもなります。

舌苔は適度に取り除くことが必要です。

歯みがきの時に一日一回、できれば専用のブラシで舌を傷つけないように優しく行いましょう。(※絶対にゴシゴシこすらないでください。)
ブラシは舌の奥から手前に向かって一方に向かって行います。頑固な舌苔には、専用のジェルを使ってみましょう。決して一度で無理に取り除こうとしないでくださいね。

 

気になること、困ったことがありましたらお気兼ねなくご相談ください。

年末年始の休診日のお知らせ

年末年始の休診日のお知らせ

12月29日(水)~1月5日(水)は、年末年始の休診をいただきます。

1月6日(木)新年の診療をスタートします。

12月の医院からのお知らせ

12月の診療スケジュール

12月28日(火):
10:00~13:00   通常診療
14:30~  年末大掃除となります。

12月29日(水)~1月5日(水)
年末年始の休診をいただきます。

1月6日(木):新年の診療をスタートします。

12月のお知らせ

12月18日(土) : 業者さんによる院内清掃が入ります。

コロナ感染がやっと落ち着いてきたと思ったところに今度は「オミクロン株」という変種が出現しました。どのような薬剤が効果があるか、現在は不明ですが、今までと同様にウィルス対策に必要な消毒、殺菌環境を続けていこうと思っています。

 

11月の医院からのお知らせ

11月の診療スケジュール

今月、カレンダー通りの診療となります。

 そろそろ、突然の雪模様の日が訪れる時期に入ります。
状況によっては無理をせず、暖かい支度で来院ください。

11月のお知らせ

コロナ環境が改善してきていますが、待合室で密になる事は避けるため、診療予約時間は調整を続ける予定でおります。できる限り、予約時間の5分前くらいの来院をお願い致します。