2022年 9月 の投稿一覧

妊娠中のお口のケアの重要性

こんにちは。札幌市中央区の電車通り歯科医院、院長の細野です。

 

秋の気配も感じられ、過ごしやすい季節がやってきました。

今年の秋の味覚さんまは小ぶりな上に、お値段はお高いようですが、それでも美味しいものをたくさん食べて冬に備えたいですね。

 

さて、本題です。

妊娠中は体の変化が著しく、お口の中の衛生状態が悪くなりがちです。

よく見られる状態としては、下記のようになります。

ホルモンバランスの変化により、唾液が減り、粘つく。

つわり歯磨きがしっかりできない。

・つわりによる食事の好みの変化
(すっぱいものを好むようになる傾向があるというには本当なのですかね。当院の妊婦の患者さんやうちのカミさん、誰一人と認められないですが?)

・一度に食べられる量が減り、ちょこちょこ食べになる。

このような状態は歯周病菌の繁殖やお口の中の酸性化を招き、歯周病むし歯の悪化を招きます。

 

歯周病菌はプロスタグランジンという、陣痛の時に分泌される子宮収縮作用がある物質の分泌増加を誘発するため、早産・低体重児出産の危険性が高まります。

このようなことを未然に防ぐためにも、妊娠中のお口のケアは非常に重要になります。

妊娠中はいつでも同じように治療ができるわけではありません。

妊娠初期・中期・後期と、その時期によってできること、できない(控えたほうが良い)こと、注意するべきことなどが違います。

使用する薬剤や体調等、さまざまなことに配慮が必要なため、受診する際は妊娠何週目なのかを必ず教えてください。

産婦人科の先生にも歯科治療を受けることを事前に伝えておき、歯科受診時の注意事項が出ていましたらこちらも治療前に教えてください。

 

また、妊娠中は時期に関係なくいつ何時、入院になるかわからないものです。

妊娠を計画されている場合は特に、日頃から歯科で歯周病やむし歯の治療を受けておくことをおすすめいたします。

 

治療を進める際は都度しっかりと説明はさせていただきますが、妊娠中は特に不安になることが多いものです。

心配なことや困っていること、疑問などがありましたら遠慮なくお聞きくださいね。

10月の医院からのお知らせ

札幌市中央区の歯医者、電車通り歯科医院の休診日のお知らせページです。

 今月はカレンダー通りの通常診療となります。

コロナ感染は落ち着いていますが、感染予防対策を継続して待合室で患者さん同士が密にならない様、予約時間の調整を続けていきます。安心して来院ください。

10月のお知らせ

10月15日(土) : デューラーさんの展示会に参加してきます。

コロナ拡大後、対面の展示会も久々の参加になります。

プーチン様のおかげで世界中が物価高騰、物資不足に陥るなか、歯科業界も御多分に漏れず、薬剤、材料の高騰、品不足が起こっています。

現状把握も兼ねて参加してきたいと思います。