皆さんこんにちは!院長の細野です。
9月も終わり、札幌ではこの数日で朝、晩の気温が急激に低くなってまいりましたが、短い秋の気配を感じられるようになってきました。秋の味覚が豊富で、ついつい食べ過ぎてしまうところですが、秋は食欲だけでなくスポーツの秋とも言われますね。
ではなぜ『スポーツの秋』と言われるようになったのでしょうか。
これは、本州がメインで札幌ではあまり当てはまらない感じですが、1964年10月に東京オリンピックが開催され、10月10日が開催日だったことがきっかけで10月10日は体育の日と制定されました。その前後にスポーツに関するイベントや運動会などが開催されることが増えたことにより、秋にスポーツのイメージがついて『スポーツの秋』と言われるようになった、という説が有力のようです。
現在は体育の日は暦の並びによって毎年変わってしまいますが、未だに10月10日と言われると『体育の日』というイメージが頭に浮かびますね。
実はこのスポーツというのは歯とも深い関係があります。
競技によって違いはあると思いますが、瞬間的に歯を食いしばった時には、全身の筋力がアップして本来持っている力を発揮できる状態になる事、噛みしめ状態がしっかりしていて平衡感覚が安定し身体のバランスが保てる事が重要です。この時に歯にトラブルがあったり、噛み合わせが悪かったりするとその力を十分に発揮することが出来ません。
トップアスリートは、厳しい練習をしたりポジティブな感情を保つよう努力するだけでなく、バランスの良い食事などの生活習慣、さらには自身の身体に最大限の力を発揮させるためにむし歯の治療や矯正をしたりと、口腔内のケアも意識をすることで素晴らしい結果を残せているのですね。
また、当院では、部活動の選手で矯正治療までしなくても、スポーツマウスガードで噛み合わせの補正をして一般入学選手ながら、特待生を押しのけ、レギュラーになり、北海道ベスト4になった選手もいます。
でもこれはスポーツ選手に限ったことではありません。私達の日常生活の中でも重い荷物を持ったり、踏ん張ったりと、強い力を発揮することがあると思います。こういった、一瞬でも全身の力が必要とされる時にむし歯や噛み合わせの問題などで力が半減してしまったとしたら、自分の体力にも自信をなくしてしまうことになります。そんなことになったらもったいないですよね。
このように歯は健康な身体で日常生活を送るために、とても重要な役割を持っています。歯みがきはもちろんですが、お口の中で疑問に感じる事があったら、早めに歯医者さんにご相談ください。
自分たちの時代カスタムメイドのマウスガードのなかった院長 細野