院長の細野です。
新年あけましておめでとうございます。
新春とは申しますが、年末の雪も残り、毎日厳しい寒さが予想されております。
3が日は比較的暖かく、雪かきがなくて助かりました。
帰省したご家族や挨拶で集まる親戚、友人と新年を迎える時期は大勢の人と
食事をする機会が増えることと思います。
お正月に家族と食べるものと言えば「おせち料理」。
おせち料理には、それぞれに縁起の良い意味合いがあり、
また歯に良いとされる栄養素が含まれている料理もあります。
たとえば、鮮やかな赤色でおせち料理を彩る「エビ」は、茹でると
お年寄りのように腰が曲がる様子にちなんで長寿の願いが込められています。
そしてエビの殻や尻尾には、歯や骨を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれます。
「たたきごぼう」などの料理で食べられる「ゴボウ」は、地中深くにしっかりと根を張る様子から
細く長く堅実に家が続くことを願い、縁起の良い食材としてよく用いられます。
ごぼうをはじめ食物繊維が多い食品は、噛むことにより歯の表面の掃除にもなり、
唾液もたくさん出ます。
他にも五穀豊穣を願う「田作り」や、「よろこぶ」に通じて縁起が良い「昆布巻き」も
ビタミンやミネラルを多く含んでいます。
このように、お正月に何気なく食べていたおせち料理ですが、縁起が良いだけでなく
歯の健康に繋がる食材が自然に摂り入れられていたんですね。
そんなおせち料理、造ってくださる人の思いを心に感じて
美味しく味わっていただけたらと思います。
そして美味しい物を味わった後は歯みがきを忘れずに。
2017年もどうぞよろしくお願いします。
おせち料理が少し苦手な院長 細野